『霊の研究 人生の探求』 〜心霊の人VS知性の鉄人〜

【お知らせ】

昨日、HPを少々更新致しました。
ご笑覧下さいませ
http://ujimaccya69.hp.infoseek.co.jp/



本日は妻と病院へ。

超音波を使ってお腹のなかの胎児を診断するのだが、お腹の中に胎児の様子を見ることができるというので一緒に見せてもらうことにしたのだ。

妻のお腹にセンサーを当てると、モニターに赤ちゃんが映し出された。
画像は白黒だがはっきり人間の形をしている。「私に似て美形ですね」といって笑いをとるつもりだったのだが、人間のようでいてまだ人間でないような不思議な画像に圧倒されて言葉を失った。もっともギーガーのデザインするエイリアンみたいにも見えなくもない。へその尾はちょうど尻尾みたいである…

体調は約13センチ。但しモニターは拡大して表示されるので実物よりかなり大きく見える。お腹のなかでじっと横たわっていた子供は突如動き始め、動いたかと思うと休憩するかのようにごろんと横になった。見ていて飽きることがない。前回、妻が見たときはもっとくるくるよく動いていたそうである。

20週目から聴覚が発達するそうなので、家にある古今東西の名著を音読して聞かせる予定。もちろん「般若心経」や「理趣経」も。

霊の研究 人生の探究

霊の研究 人生の探究


古書店で「霊の研究 人生の探求」とういう対談集を100円で購入。

ヨガ、神道、霊能などの研究で名高い本山博氏と幅広い評論著述活動で名高い渡辺昇一氏の対談集。といっても渡辺昇一氏は聞き役にまわることが多く。本山博氏のお話が中心である。

ものすごく新味なことは書いてないのだが(笑)、関心のある方には面白いだろう。あっという間に読めてしまった。

渡辺昇一氏は「知的生活の方法」(講談社学術新書)あたりから知られるようになった方だが、当時は政治とは無縁な印象だった。それがある時期から堅牢、広範、緻密な評論活動で日本の言論界をぐいぐい引っ張られるようになった。


日本では普通に教育を受けたり、マスコミに接していると随分、偏向した考えに洗脳されてしまう。私も昔はそうした偏向に中にいたので、突如として方向転換された渡辺昇一氏の言動に違和感や拒絶感を感じたのだが、それは正に私が偏向の渦中にいたからに他ならない。


渡辺昇一氏には是非、これからも日本の言論界を牽引していって頂きたいと思っている。


★帯の言葉「心霊の実践的・科学的探究者として世界に名高い本山博氏に、知の鉄人渡辺昇一氏が聞く霊の世界」

★目次
第1章 霊能とはどういうものか
第2章 霊の世界はどうなっているか
第3章 普遍的な宗教を求めて
第4章 科学に先駆けて神があった
第5章 生まれ変わりの真実 −カルマの法則
第6章 霊的な成長と人間の生き方