敦賀でメーテルに逢える?


墓石やモニュメントについて調べていたら。面白いHPを発見。

敦賀市は町おこしの一環として『銀河鉄道999』や『宇宙戦艦ヤマト』のキャラクターをモニュメントにして30体余りが設置されているのだという。

これらのアニメを観て大きくなった世代としては是非観て気がする。
松本零武士のマンガを読むと、特に初期の作品にはなんともいえない哀歓を感じる気がする。アニメではそういった要素はロマンとか夢といった要素に置き換えられてしまっているし、モニュメントによる町おこしではそういった作者の琴線に触れることはさらに難しいかもしれない。

 不思議なことに手塚治虫永井豪石ノ森章太郎をはじめこれらの世代の漫画家の作品の根底には寂しさや哀愁、孤独感といったものがにじみ出ていると感じることがある。最近の若い漫画家には殆ど感じられないことではあるが。

 もっともモニュメントになったメーテルの顔はちょっと怖くて、夜に見たらかなりビビりそうである…

敦賀市HP】http://www.tsuruga.or.jp/moni/

この種の町おこしで有名なところでは鳥取の妖怪ロードがあるが。

【妖怪ロード】http://teru.twincle.net/kokunai_4%202006/18%20mizuki_kitarou/1.htm

こちらは町を挙げての徹底した妖怪尽くしでこれくらいやられると、やはり行ってみたくなる。
モニュメントだけでなく衣食住からイベントまで総動員した町おこしの見本ともいえる存在である。


残念ながらわが地元舞鶴はこれといったキャラクターが無い。

最近、がんばっているのは元祖<肉じゃが>である。こちらは呉市とどちらが本家かで論祖になったりして話題になった。

舞鶴のキャラクター作りで唯一考えられるのは<日露戦争>ではないかと思う。

舞鶴の駅前に旗艦三笠のモニュメントを設置し、赤レンガ博物館の横に<日露戦争ミュージアム>を作る。

日露戦争は日本が勝利した戦いであり、舞鶴日露戦争時の一大拠点であった。
吉坂には砲台跡も残っているし、市内のあちこちに日露戦争にまつわる遺物がまだまだ残されている。

日露戦争>というテーマなら赤レンガ、肉じゃが、乃木元帥、海上自衛隊、などなどといった舞鶴の名物と綺麗にリンクする。

そんな<日露戦争ミュージアム>を是非、地元に作ってもらえないだろうか…