餃子を食べるとお金が貯まる?

  

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 17日にHPを少々更新致しました。

 ご笑覧下さいませ

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 大学では第2外国語で中国語を選択したが、時々教材として中国映画を観た。

 (この話は以前一度書いたかもしれないが)或る映画の中で一人オジサンがお酒(確か老酒だったと思う)を飲みながら水餃子を食べていた。そして


 「餃子食べて酒を飲む…こりゃ金が貯まるわい!」

 
 というような台詞を言うのである。何故餃子食べて酒を飲むとお金が貯まるのか…学生全員頭の上に?が浮かんだ。

 講師の説明によれば、水餃子はおかずではなく主食として食べられることが多いので日本で言えば白ご飯を肴に酒を飲むようなものであるからという解説だった。

 日本のラーメン屋では<ラーメン+ご飯+餃子>の組み合わせがよくあるが、中国では麺類も主食になることが多いから、この組み合わせは<ご飯+ご飯+ご飯>になるのかもしれない。

 餃子と言えば宇都宮が有名である。

 宇都宮出身のジャーナリスト増田真樹さんの「超実践!ブログ革命」(角川書店)をパラ読みしていたら面白いことが書いてあった。当地で餃子専門店に行く場合は「焼2、水1」というオーダーが多いそうである。焼き餃子を2枚(1枚7個)と水餃子を1皿。ご飯やビールは無しで焼き餃子を主食に、水餃子をスープ代わりにするのだという。

 私達はご飯+餃子という組み合わせに慣れているので、この話もなかなか興味深い。
 ご当地グルメも奥が深いのである。


 先日、広島の倉橋島へ行った時にMという旅館にお世話になったのだが、気風(きっぷ)のいい女将さんは広島市内にあるYというお好み焼きの名店の娘さんで、夕食の後、美味しい焼きそばを作って下さった。

 焼きソバソースといえばオタフクが有名だが、当地はカープ(!)という銘柄のソースが主流である。
 そして全体に甘めの味付けなのである。広島ではこの<甘めの焼きそば>というのが標準なのだそうである。故に県外から来られた方の中にはこの甘めの味に抵抗を感じる方もあるらしいが、これもちょっと面白い。

 さて私の住む舞鶴は肉じゃがで地域おこしをはかっているが、海軍のレシピに肉じゃががあったというのがその理由で、決して舞鶴市民が頻繁に肉じゃがを食べているわけではない…

 ちなみに我が家では家族は殆ど肉を食べないので肉抜きの肉じゃが風煮を作る。
 そしてこれをオムレツにすることが多いのである。醤油と砂糖で煮た肉じゃが風煮と卵とケチャップという組み合わせが意外に評判が良い。この肉じゃがオムレツはなかなか美味しいのでオススメである。

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