坊主 MEETS GIRL

 

 昨日は妊娠中の妻の定期健診に付き合って病院へ。
 最近は超音波を使ってお腹の赤ちゃんの様子を見せてもらえるのだ。


 不謹慎だが

  双子だったら面白い

 と考えていた。

 もし双子が生まれたらESP通信の練習をさせようとか、南斗双斬拳を習わせるとか、片方は鉄化面を被せて育てるとか、いろいろネタを考えていたのだが、お腹の赤ちゃんは元気な女の子と判明した。

  神様仏様 どうか子供の顔は私ではなく妻に似ますように。そして頭の中身は妻より私のほうを選択してください
 担当の女医さんに笑ってもらおうと思って「ユリアちゃんは元気に動いてますね…いずれ南斗聖拳を極めて、ケンシロウと結ばれるでしょう」と言ってみたが、反応はゼロ…お医者さんになるような方は漫画を読まないらしい。

 子供が年頃になって

  「お父さんて臭いからキライッ!」

 みたいなこととか言われたらどうしょうなどと早々と心配してしまう(笑)そんな子供に育てなければいいだけなのだが…子供がそんなことを言う家庭というのは大抵母親が父親を軽んじているのではないだろうか。主婦の方と話していると、本気でご主人を見下しているのがひしひしと伝わってくることがあって困ったなと思うことがある。ご主人が仕事で疲れて家庭に帰ってきて<母親>はいても<妻>がいないとしたら男性はとても寂しいだろう。

 家庭というのは社会の最小の単位なので、家庭が上手くいかないということは社会全体に大きなひずみを生むことになる。


 いよいよ父親になるという実感が湧いてきた。 
 尤も一児の父を目前にして未だに「機動戦士ガンダム」や「攻殻機動隊」のDVDを卒業できていない。せめて「ケロロ軍曹」はやめようと思っているのだが。