コンビニと蛍と愛燦燦とホーミー
【Youtube漂流記】
妻は最近パーマをかけたのだが、自分のことを
「“ムッシュかまやつ”みたい」
奥様、自虐ネタはやめてください…
夕食後、妻と車でコンビニへ。夜のコンビニは小さな不夜城のように光っていた。
車を降りて駐車場に立つとかすかに夏の匂いがする。
山寺のそばまで帰ってくると道路脇の川べりから蛍が一匹舞い上がった。ヘッドライトに照らされながら空に向かっていく。二人とも今年初めて見る蛍である。山門の前の橋のところにもまた一匹。
妻は実家で出産するのでここ数日は妻から経理関係の引継ぎをしている。
私は経理関係が苦手中の苦手…だが妻がエクセルで経理の雛形を作ってくれているのでなんとかなりそう。ありがとう妻よ…もう「かまやつ」とは呼びませんから…
最近Youtubeで気に入っているのが次の2つ。
ひとつは名曲「愛燦燦」を作曲者小椋圭の歌と美空ひばりの映像で綴ったもの。
小椋圭氏は鉢巻しめたら屋台の親父みたいだが、歌声はどこまでも甘くて、ほろ苦くて、青春の輝きが残っている。素敵な歌い手さんである(「銀河英雄伝説」のエンディングも名曲が多い)
【http://www.youtube.com/watch?v=xLvshs-TuPI】
もうひとつのお気に入りはモンゴルの特異な歌唱法ホーミーの映像。
映像でホーミーを奏でてている人物は6種類のホーミーを使い分けるというからすごい。
最後のほうの「ラクダがホーミーを聞いています」という語りが泣かせます。
【http://www.youtube.com/watch?v=NNVrmW0VL2I】
モンゴルに出かけて現地でホーミーを聞いた人によれば、どこまでも続く草原で聞くホーミーは絶品だったとか。
草原という反響のない空間でホーミーを聞くとどうなるのか…時々、この映像を観ながら想像してみる。
ホーミーを使って真言を唱えられないかなと密かに妄想しているのだが。