自分の守り本尊を知る


生まれ歳によって決まっている守り本尊というのがある。
 自分の守り本尊(一代守本尊)をご存知だろうか?


子年  千手観音菩薩

丑寅年  虚空蔵菩薩

卯年   文殊菩薩

辰巳年  普賢菩薩

午年   勢至菩薩

未申年  大日如来

酉年  不動明王

亥年  阿弥陀如来


 仏様というのは本当に沢山おられるが、自分と縁のある仏様がおられると思うと、なんとなく親近感?のようなものが湧く。


 大きな事業にチャレンジするときとか、大きな病気をしたときなどなど、ここ一番というときは自分の守り本尊に祈願するといいだろう。


 ちなみに山寺のご本尊はお不動様と阿弥陀様の2体本尊である。

 また理由は分からないが特定の仏様になぜか引かれるという場合がある。

 当山にも時々「お不動様に惹かれるんです」という方が来られる。どのような理由かは分からないが、自分の惹かれる仏様があったら心を込めてお参りするのもいいだろう。

 もちろん自分の菩提寺のご本尊様を縁ある仏様として大切にすることも忘れてはならない。

 私達というのは様々な目に見えない力と共に生きている。

 眼に見えない世界に気持ちが行き過ぎて、現実を正しく見えなくなるのは困るが、この世での努力をきちんと果たし、併せて神仏に加護を願うのは大切なことだと思う。

 そしてもうひとつ大切なのは神仏だけでなく多くの人にご先祖様の加護というものが常にあるということである。

 自分ひとりで生きているように見えて、神仏もご先祖様も見守り、手を差し延べてくださると思うと元気が出てくる。

 そして神仏やご先祖の加護を得るにはやはり素直な心や感謝する心が必要である。

 心正しく生きていれば多少目先のことで損をしたり、イヤな出来事があっても必ず大きな力によって守られている…そう思えたら素晴らしい生き方だと思うのである。

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