身体を中と外から温めてインフルエンザ対策を

 あと数日でお彼岸である。

 気温が随分と下がって朝晩はしんしんと冷え込む気がする。薪で焚いたお風呂は身体が芯から温まるのでお風呂に入ると身体が喜ぶのが感じられる。

 インフルエンザの流行が取りざたされているが、未知の部分が多い。
 最低でもマスクの備蓄はしておいたほうが良いと思う。

 こうした季節の変わり目には風邪などで体調を壊すことが多い。
 やはり体調管理の基本は身体を温めることではないかと思う。身体を温めることはインフルエンザの予防としても風邪対策としてもとても有効だと思う。

 何度も書いたがお灸はやはりいい。

 疲労が溜まると身体が鈍感になって、気温の上下に身体がついていけなくなって風邪をひくことがある。
 疲労をこまめに取るということ、身体を整えて、感度を上げるうえでもお灸は役に立つと思う。
 せんねん灸という簡易式のお灸が売られていて、一回あたり数十円で疲れがとれたり、身体がすっきりすることを考えると、とても手軽で安全、安価な方法だと思う。

 長時間PCを使うと首筋がこるが、寝る前に首筋にお灸をすると随分すっきりする。
 身体を整えるお灸としては足三里というツボも有名である。手のひらの合谷、三陰交など主要なツボや、身体の凝っている部分にお灸をどんどんしている。
 首筋や背中などに自分でお灸をすえるのは少し難しい。家族にやってもらうといいだろう。


 使い捨てカイロを使った風邪対策もオススメである。

 背中に風門という風邪のツボがある。肩甲骨の間に使い捨てカイロを貼るとちょうどこのツボを温めることができる。風邪の引き始めによく効く感じがする。


 身体を中から温めることも必要である。

 これも何度か書いたが生姜を食事に取り入れるのも身体を内側から温める方法として有効である。我が家ではショウガを焼酎漬けにしたものを常備していて、私はこのショウガを摩り下ろして紅茶に入れて飲むことが多い。風邪の引き始めにはすりおろしたショウガと七味をたっぷり入れたうどんを食べるのも私の定番である。
 
 なかでも紅茶にすり下ろしたショウガと蜂蜜か黒砂糖を入れて飲むショウガ紅茶は一番のオススメである。これは多分一番簡単なショウガの摂り取り方ではないかと思う。

 身体を温めることは代謝を高めることにつながるのでもちろんダイエットやメタボ対策としても有効だと思っている。

 最近、ひとつ失敗した。

 しばらく前に新ショウガを安く売っていたので、焼酎に漬けておいたらカビが生えたのだ。
 母親に言わせると新ショウガは焼酎に漬けておいてもカビが生えることが多いという。尤も私の母親は根拠のないことを絶対の自信をもって断言することがあるの事実かどうかは定かではない。




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