高照寺“白萩祭”にて - 山寺のんびり日記

関西花の寺では毎年、札所のお寺に集まって法要（花法要）が行われる。
今年は兵庫県養父の高照寺で花法要が行われた。

【高照寺】http://hana5.web.infoseek.co.jp/

本堂の横の座敷で集会（「しゅえ」お坊さんが集まること）しているとジャズが聞こえてきた。白萩祭りではジャズコンサートも名物なのである。ジャズをBGMに正装したお坊さんがずらっと並んでいるのは不思議な光景である…

高照寺のご住職は若いころ世界中を放浪された経験を持ち、染色工芸を専門とするアーティストでもある。布教師として全国津々浦々を行脚されて布教に努めておられる。まことに多芸多才な方である。

それでいて普段は抱腹絶倒の話を披露して下さる。とても気さくな方である。
　同じ花の寺に滋賀県の禅宗の名刹で興聖寺というお寺がある。同じ「コウショウジ」という名前なので、我が家では「コウショウジから電話があった」と言われて「どこの？」と聞き返すと「面白いほうのコウショウジ」という表現で区別したりする(笑)

　今回の法要では声明の配役が当たってしまった。（分かりやすく言うとコンサートでソロのパートをやらされるようなものである。）
　声明はとにかく苦手なので前日、半分泣きながら練習して臨んだ。
　なんとか配役を終えて読経にはいると気温がどんどん上がり体感温度は30以上に。
　正装に近い装束なので肌襦袢→白衣→色衣→納衣と重ね着しているから

暑いっ…めちゃくちゃ暑いっ

　頭が朦朧としてきたところで法要は無事終了である。

　帰りに福知山のICに乗り損ねて、国道を延々と京都方面へ南下してしまった。
　後で聞くと福知山のICは分かりにくいことで有名なのだそうである。

　ICに入る前に福知山駅そばのブックオフとUNIQLOを表敬訪問した。

　福知山のブックオフは初めて訪れたのだが本の鮮度と量が良いのにびっくりである。
　地元のブックオフがギリギリ星３つとすると星４つくらい。
　12冊購入で5030円也。

　最近気になっている岡田淳氏の本3冊（「二分間の冒険」「びりっかすの神さま」「ふしぎの時間割」）と前から読みたかった
が主な戦果である。ちょっと楽しみである。