ねんねんころりよ おころりよ…

 昨日は妻の実家へ妻と子供を向かえに行った。

 カーナビでは所要時間2時間のはずだったが、連休最終日ということをすっかり忘れていたのである。
 カーナビに指示されるままに高速に乗ったら大渋滞に巻き込まれ、5時間以上かけてようやく妻の実家にたどりついた。疲れました…

 本日はようやく山寺に二人を連れ帰ってきた。もっとも来月は忙しくなるので、2週間ほど滞在して11月は再び妻の実家に送る予定。

 山寺の空気は格段に冷たくなってきたので赤ん坊のカバーオールを買ってほしいと妻からメールを貰ってユニクロでカバーオールを買ったら、義母も全く同じカバーオールを買っていたことが判明。趣味が合うらしい…

 妻の実家の近くに西松屋という衣料品の安い店があることが分かって早速いろいろな商品を購入することになった。噂に聞いていたが確かに安い…

   【西松屋http://www.rakuten.ne.jp/gold/nishimatsuya/

 赤ん坊は一旦泣き出すと抱き上げてあやさないといつまでも泣いている。
 手抜きをして座ったまま抱き上げても泣き出すので、抱き上げたら必ず立ってあやさなければならない。
 

 子供ができてから自分が幼児の頃の体験を思い出すことが多くなった。
 最近よく思い出すのは母親が子守唄を歌ってくれたことである。

    

  ねんねんころりよおころりよ…


 母親が私に添い寝したこの子守唄を歌ってくれた時間がとても心安らぐ時間だったと感じている。

 たしか「Aを狙え!」という古い漫画に<親から受けた恩はとても大きいので自分が親になって子供を育てることでしかその恩は返せない>というようなことが書いてあったのを思い出した。

(余談だがテレビアニメの「Aを狙え!」を名作だったと思う。声優さんも皆素晴らしかったし、まるで格闘技のように迫力のあるテニスの試合も印象に残っている。もっとも作者の山本鈴美香氏は新興宗教の教祖様になっているそうである)


 子供を育てることで自分の親との関係をもう一度見直すことができるのは興味深い。
 
 今はすっかり歳をとった二人が若い頃にどんな気持ちで私を育ててくれたのか。
 そして子作りはおろか結婚すら考えていなかった自分が妻を持ち、子供を育てようとしている…不思議な感慨がわくことがある。


「江戸の子守唄」

ねんねんころりよ おころりよ
坊やはよい子だ ねんねしな
ねんねんの子守は どこへ行った
あの山こえて 里へ行った
里の土産(おみや)に 何もろった
でんでん太鼓に 笙(しょう)の笛



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