子育て雑感

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【紅葉情報】若木は紅葉の進んでいるものも沢山あります。古木はまだ青色が多い。
【釜炊きおぜんざい】はじめています。
【観音寺の大根だき】14日(午後より。午前から仕込み開始のため)15日(全日)21日(午後より)22日(全日)23日(全日)
【門前の野菜売り】今年から2名でがんばっておられます。まだまだ品薄の様子。

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【山寺の子育て日記】

「今年はよく鹿が鳴きますねえ」
お手伝いに来ていただいた檀家さんと話していたら鹿の話題が出た。毎日のように鹿の鳴く声が聞こえるが例年あまりないことである。

住職は境内の奥の畑が余りにイノシシに荒らされるので夜間にパトロールに行ったら、「子牛のように大きくて立派な」鹿を見たそうである。私もまだ鹿は見たことがないので一度間近で見てみたいと思っている。



子供が出来て自分でも予想外のことがいくつかあった。

自分の子供が可愛いのは当たり前だが、「赤ん坊」と名の付くものがみんな可愛いと思える感覚がある。

先日も時代劇を見ていたら赤ん坊を利用して強盗に入る集団という悪人達が出てきた

許せねえぇぇぇ!

と激しく腹が立った。すぐその後テレビの時代劇を見て本気で腹を立てている自分が可笑しくなって笑い出してしまった。

それくらいならいいのだが最近の京都新聞ハンセン氏病の迫害の歴史が連載されていて、生まれたばかりの赤ん坊が殺されたり、標本にされる話があって読んでいて胸がつぶれそうに悲しくなってきた。


子供が出来て、自分の子供の頃や若かった頃の両親を思い出すことが多くなった。


子供の頃は身体が弱くてすぐ熱を出した、普段もどちらかといえば臆病で、引っ込み思案なところがあった。

子供の頃の記憶というのは後から自分の都合のいいように作り変えてしまうことがある。
だから子供の頃の記憶をそれほど信用してはいないのだが、真っ赤な夕日で風景全体が染められたような夕暮れの中を父親と手をつないで横断歩道を渡ったこと。
子育てが始まったばかりで失敗の連続だが、若かった両親も同じように試行錯誤しながら自分を育ててくれたことを実感として理解できるようになった。
もっとも未だに両親とはつまらないことで喧嘩することが多いのだが…(笑)

11月は参拝が多くて、インフルエンザの流行も心配なので今月中は妻は子供をつれて帰省している。時々子供の顔が見たくなることもある。

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