仏像ソムリエ来たる

京都にSKYセンターという団体があり、本日はそのセンターの発行している情報誌の取材があった。
京都府下のお寺のうち京都市外のお寺を選んで取材されているのだという。

編集担当者、カメラマンのお二人に加えてもう一方、専門家の方が来られた。その方の名刺の肩書きに

「宣京師 仏像ソムリエ」

と書いてあって、思わず笑ってしまった…

この方はブログも書いておられて早速拝見すると早々と当山のことを書いておられた。
この方は京都検定一級(←メチャクチャ取得が難しいそうである)も持っておられてそれが「宣京師」ということのようである。

【京観深々】http://plaza.rakuten.co.jp/kyotoichiro/diary/201002100000/#comment


SKYセンターさんからは毎年団体で拝観に来られるのだが2時間くらい時間をとってゆっくり拝観し、こちらのお話も熱心に聞いてくださる。
最近は滞在時間30分という団体もざらで、それでは殆ど説明や案内ができない。このSKYセンターという団体は私の中ではとても理想的な拝観の仕方なのである。

今日取材に来ていただいた3人の方もとても礼儀正しい方で恐縮してしまった。

編集担当の方によれば雑誌の特集で人気があるのは<歴史>と<お寺(仏像)>なのだそうである。

仏像には尽きせぬ深い魅力がある。現代の日本人がその魅力を理解する感性を持ち続けるならそのことはとても明るい希望のように思える。


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