魯山人風の納豆の食べ方
【山寺の本棚】【お坊様のレストラン】
ブックオフオンラインから注文してあった本が届いた。
届いた本の包みを開けるのは楽しい…
最近はアマゾンのブックレビューを参考にしてブックオフオンラインで買うことが多い
アマゾンで診察3ヶ月待ちのカリスマ鍼灸医さんの書いたレシピ本というのを見つけた。
ブックオフオンラインに同じ著者の本が2冊あったのでとりあえず安いほうを買ってみた。
- 作者: 若林理砂
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2008/01/18
- メディア: 単行本
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- 作者: 若林理砂
- 出版社/メーカー: しょういん
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
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私は長く一人暮らしをしたが、夜遅く帰ってきて食べるものが何もないというのはかなり侘びしいものだ。
面倒くさいからといってコンビ弁当やファーストフードで済ませていると、結局身体を壊しかねない。
簡単に出来て、身体に好いというのがやはり一番である。
私は一人暮らししていたころは大きな丼がほぼ唯一の食器で、おかずはご飯の上にのせて丼物のようにして食べていたし、調理する時は大きめのカレースプーンを使って、そのスプーンで食事をしていた。手を抜くのは大好きでなのである。
この本はところどころにコラムがあって鍼灸医の立場から食生活へのアドバイスもある。
ものすごく目新しい内容は無いけれども、こういった本を読むと、やっぱり自炊や家メシは大事だな…みたいにモチベーションがわく。というわけで中古価格500円は安いと思った。一人暮らしされている女性などにはぴったりではないかと思う。
この本の一番最後に載っていたのはかの魯山人の考案したという納豆の食べ方である。名づけて
『納豆魯山人風』
単純に言うと納豆を何百回も練ってペースト状にしてからから食べるのである。それだけで随分美味しくなるのだという。
昼食前にキッチンで納豆を練っていうと、帰ってきた妻が部屋に入るなり
「オムツの匂いがする」
部屋中に納豆の匂いが立ちこめいたらしい。
出来上がった魯山人風を一口食べさせたが、
「普通の納豆のほうが美味しい」
とバッサリ。
魯山人先生も完敗でした…
食事の質が悪いと疲れやすく、疲れが抜けにくくなる。疲労回復のためにもこうした食事のコントロールは大切だと思っている。
ちなみに今晩のおかずは厚揚げと野菜の餃子でした。
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