放置竹林を退治する裏技
平成22年3月20日
【山寺の本棚】
今日は春のような陽気である。ウグイスの声が途切れることがない。このお寺はまわりを山に囲まれているのでウグイスの声が少し反響して聞こえるのが気持ち良い。
桜も少し咲き始めた。梅、蝋梅、レンギョウ、水仙…田舎道を車で走っているといろんな花を見かけるようになった。
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読みたかった記事は
「なんと、竹は一メートルの高さで切れば根まで枯れる?」
竹の間伐などのボランティアを行っている「フォレストぐんま21」の理事長菊川照英さんに取材したものである。
内容はきわめて簡単明瞭である。
12月から翌年2月までの間に、1メートルほどの高さに竹を間伐するだけである。
すると一年後に竹の先端を持って左右に揺さぶると根がきれいに取れるというのである。
12月から2月まで竹は水を揚げない冬眠期間であり、この時期に1メートルの高さで竹を切るとそのあと3月から4月にかけて竹は水を吸い上げて切り口から一気に吹き出す。そうなった竹はその後、根から枯れてしまうのだという。
1メートルの高さというのは竹を左右に揺さぶるのにちょうど良い高さなのだという。
竹を枯らそうとするとついつい根元から切ってしまうが、1メートルの高さで切るほうが楽だし、切り株につまずく危険もない。
僅か1ページほどの記事であるが大変に興味深い内容である。
境内のいろんな場所に竹がはびこっている。竹の生長と増殖のスピードはすさまじいので、境内の竹林もなんとか整理したいと思っている。
来年からの竹の間伐に是非使いたいと思っている。
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