桜 黒パン 赤めだか
いつもご訪問頂きありがとうございます。
HP担当者である妻がHPを少々更新してくれました。
ご笑覧頂ければ幸いです。
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もみじの新芽は小さくて柔らかい。もみじの赤ちゃんというところか。家の中から参道の桜が遠目に白っぽく見える。門前に何本かある桜が七分咲きでる。
桜は近くで見てもきれいだが、遠目に雲のように見えるのも好きである。
この時期になるといつも芭蕉の俳句を思い出す
さまざまのこと思ひ出す桜かな 松尾芭蕉
人生の後半になるとじっくり味わいの出てくる句だと思う。
おとつい大阪の友人宅へ遊びにいき、自家製のパンを頂いてきた。
カレンズがどっさり入ったライ麦の黒パン。食パンが約4斤。おまけにパン用のクリームチーズと業務用のパン切包丁まで貰った。てゆうか…
「貰いすぎ!」
自分にツッコみました…
せっかく美味しいパンを頂いたのでトマトソースを作ってパスタを食べた。
黒パンは軽く焼いてクリームチーズを塗って頂きました。幸せ…
うららかなけふのいのちを愛しけり 日野草城
夕方四時頃、しきりに鳥の囀りが聞こえた。
あまりにはっきりと聞こえるので庫裏の中に迷い込んだのではないかと心配になって、見に行った。台所の裏手に2羽、コバルトブルーのような鮮やかな青色の鳥が二羽、しきりに鳴いていた。
しばらくして本尊にお供えしたご飯とお茶を下げようとして、玄関を出ると、庭園の中から2羽のカラスが飛び立った。
春になって生き物の蠢動している感じが楽しかった。
相変わらずウグイスが盛んに鳴いている。
うぐいすや障子にうつる水の紋(あや) 永井荷風
- 作者: 立川談春
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サラリーマンより
楽だと思った。
とんでもない、誤算だった。
落語家前座生活を綴った
破天荒な名随筆
「赤めだか」帯の言葉より
「赤めだか」というのは談志師匠の飼っているめだかだそうである。成長が遅くていつまでも大きくならないのだという。
面白くアッという間に読み終えてしまった。そういえば
談志が死んだ
という楽しい回文があったが、鬼才というべき談志師匠の下での修行は壮絶を極める。
人に知られない苦労を経て表舞台に立てるというのは本当に大変な仕事である。
久しぶりに落語が聴きたくなった。春には落語が似合う気がする。
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