夢の中へ
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読みにくい方にはお詫び申し上げます。
本日は兼務している多禰寺というお寺で留守番。
昔は祖母が田んぼで米を作っていたが今は田んぼは無くなって畑や
池に
なっている。本堂前の寺務所に座っていると蛙の声が聞こえてきた。
境内に大小4つの池があり蛙が沢山いる。蛙の数も子供の頃に比べ
れば
随分減った。
雨が降りそうになると気圧や湿度に反応するのか一斉に蛙の声が大
きくなる。
蛙はとても好きな生き物である。一時、ツボカビ病という病気で両
生類の絶滅が危惧されたがその後どうなったのだろうか。蛙がこの
世からいなくなったら悲しいと思う。
九州の友人のお寺は蛙の置物が沢山置いてあってカエル寺として
知られている。
【カエル寺 九州 如意輪寺】
http://www.ajkj.jp/ajkj/fukuoka/ogoori/kanko/nyoirinji/nyoirinji.html
どうせなら蛙そのものを増やしてみたいと時々考えることがある…
昨日の夢の話を少々。
私は多禰寺の境内に居た。
境内に小さな川が流れているのだがそこの10メートルはある大蛇
がいた。
ホラー映画のようにすぐには全体が見えなくて最初は胴体の一部
がちらりと見え、突然睡水面から顔を出すと、顔はワニそっくり。
めちくちゃ獰猛そう…
この大蛇は化身する能力があって、制服姿の女子高生(女子中学
生?)に変身。するとどこからともなく大きなライオンが出てき
てこの少女を頭からばりばりと食べ始めた、身体は八つ裂きにな
って凄惨な様子。
昨晩、コンビニで「アイアムアヒーロー」という漫画を1−3巻
まで読んだのでそのスプラッターな描写が頭に残っていたらしい。
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た作業服姿の人々が集まって作業前のミーティングをしている。
境内の川には相変わらず大蛇が。そして小高い丘の上にはライオ
ンが居てこちらをジーッと見ている。
私は思った…
「危ない寺だなあ…」
夢というのは覚えていて後から反芻すると面白い。
私の場合は当日あった印象的な出来事が出てくることが多い。
また自分なりの連想というものが夢を作っているのが感じられる。
夢の話を書いていて感じたのは
<川>→<ワニ>
という連想。もうひとつ今思いついたのはライオンの黄色い体毛
やたてがみが実りの時期の田んぼの色あいや稲穂を連想させたと
いうことである。
夢というのはストーリーが作られるというより、ひとつの出来事
が浮かんでくると、かなりランダムな連想が起こって、次の場面
が作られていくのではないかということである。
夢というのはとても深い意味がると思っている。明恵上人の「夢
記」は有名だが、もっと緻密に夢の記録をつければ何か面白いこ
とが分かるかもしれないと思ったりする。
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