即身成仏と15万本のヒマワリ
最近、驚いたのが111歳の都内最高齢者が実は死亡していたというニュースである。
故人は親族に「即身成仏する」と言って水や食事を絶っていたという。かなり衝撃的な話である。
一番のツッコミどころは…
「即身成仏」と「即身仏」は違うということ(笑)
「即身成仏」は生きながらにして仏になることであり、死んでミイラになることが目的ではない。一方、「即身仏」は僧侶が瞑想したまま絶命してミイラになる究極的な荒行である。
故人がミイラ化していたということは「即身仏」を目指していた?可能性が高いということである。
両者の違いについて知りたい方は下記の本などを参照されたい。
- 作者: 頼富本宏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1988/12
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これに関連して驚くような映像資料はYoutubeにアップされていた。
「全国に4万人以上いるとされる100歳以上の高齢者の約半数と連絡・確認がとれないというのである」これは一体どういうことか…
詳しいことは上掲の映像をご参照頂きたい。
数日、山寺を留守にしてあちこちでかけていた。
与謝野町ではひまわり15万本というイベントが始まっています。以前から関心があり、見に行ってきました。お盆前の忙しい時期にも関わらず…
私が行ったのはイベント開始の前日の7月30日だったのですが、主催者の方のご好意で中を見せて頂きました。
広大な畑作地の一角が超大規模なひまわり畑になっています。
広い駐車場も準備されており、期間中はいろんなイベントもあるようである。
少し残念だったのはひまわりは花丈が高いので通路を歩くと、視界が利かなくなってしまうことである。
できれば通路を少し高くして、ひまわり畑全体をもっと見渡せるようになれば申し分ないが、そうすると設営が大変なことは明らか。なかなか難しいですね。
花の寺の霊場会でお世話になっている福知山の観音寺のご住職とお話していたら、いろんな自治体が試行錯誤して、結局、安い経費で大勢の人を集めるのには、花木を植えることだということになったみたいですねと仰っていた。
花には人を引きつけ、人を癒す力がある。
花の寺の霊場会の一員としてこれからもがんばっていきたいと思っている。
観音寺さんから伺った話を妻に話していたら、どうも妻の様子がおかしい。
よくよく聞いてみると、私の滑舌が悪くて「観音寺さんに伺った」を「観音様に伺った」と聞き間違えていた。
妻いわく。
「あなたは観音様と話ができるのかと思った」
私はそんなレベルの高いお坊さんではありません。
そんなことができるのは即身成仏できる高僧くらいです…
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