棚経で舌に○○○○ができました…
檀家さんの大半は農業を営んでおられる。
今年は畑作も収穫が少なく、花木もあまり花がつかないそうである。
畑の隅で時々、オミナエシを見かける。遠目には淡い感じのする花がとても綺麗だが、かなり強健な植物で、今年もよく咲いている。
何人かの檀家さんがオミナエシを持ってきて下さった。
早速、妻が仏壇の花瓶に活けてくれた。綺麗な花だが、独特の香りが苦手な方も多い。生臭いというと怒られそうだが、かなり強い香りである。
華道を習っている友人の女性が玄関にオミナエシを活けた。
帰宅したご主人が玄関に置いてある靴をひとつづつ裏返しているので理由を尋ねると、「家族の誰かが外で犬の○ンコを踏んだみたいだ」という返事が返ってきたそうである。それくらいオミナエシの香りは強烈ということなのだろう…
棚経というのは檀家さんの家を廻って読経することである。
例え時間は短くても、僧侶が家のお仏壇で読経することは意味のあることだと思っている。
現在、父である住職は法務(お坊さんとしての仕事)を私にほぼ委ねつつある。
数年前まで二人で行っていた棚経を一人で行うのでスケジュール的に相当無理がある。
本日も朝6時半に山寺を出発して、帰宅は夕方の6時…
行く先きでお茶やジュースを勧められる。先方はもちろん好意あってのことだが、断るのが苦手は私は、殆どすべて飲んでいた。結構な量である…
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試しに鏡の前で舌を出してみると舌の両側にくっきりとギャザー状のギザギザができていて笑ってしまった。
これは水分を取りすぎることで舌が膨張して舌が歯に押しつけられることでできるのだという。やっぱり水分の取りすぎらしい…
だが、人の良さそうなおばあちゃんに「副住職さん、このジュース美味しいから飲んでみて」と言われて、断れます?
当然、ゴクゴクいっちゃますね(笑)
棚経は後2日ほど続く。なんとか上手に断る口実はないものか思案中である…
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