夏の名句14句

名俳句一〇〇〇 (ぶんりき文庫)

名俳句一〇〇〇 (ぶんりき文庫)

3日ほど続けて夜に会議が入り、ブログの更新も滞りがち。

それにしても暑い。

本日は「俳句1000」から夏の句を少し書き出してお茶を濁させて頂くことにしたい。
暦の上では秋なのだが、気分はまだまだ夏である。



やがて死ぬけしきはみせずせみの声    松尾芭蕉
月影にうごく夏木や葉の光        可南女
猫の子に嗅がれてゐるや蝸牛       椎本才麿
行水の捨てどころなき虫の声       上島鬼貫
大の字に寝て涼しさよ淋しさよ      小林一茶
世の中の重荷おろして昼寝かな      正岡子規
子は寝入り螢は草に放ちけり       正岡子規
涼しさを裸にしたり座禅堂        正岡子規
生きのびてまた夏草の目にしみる     徳田秋風
麦笛を吹く子に雲の美しき        原石鼎
一生の楽しきころのソーダ水       富安風生
瀧の上に水現れて落ちにけり       後藤夜半
水打ちてよごせし足の美しく       中村汀女
一本の道を微笑の金魚売         平畑静塔

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