小児病に特効のツボについて
【山寺の子育て日記】
娘が1歳2カ月になって私のステージがひとつ上がったらしい。
これまでは私は娘の中で「お母さん以外の人」というカテゴリーに入っていたらしく、一旦泣き出すと私があやしても絶対泣きやまなかった。それがどうも彼女の中で「お母さんじゃないけど、私を大事にしてくれる人」というカテゴリーができて、そのなかに入れて貰えたらしく、私があやすと泣きやむようになった。
それどころか私に積極的にアプローチしてくるようになった。
彼女のお気に入りは私の頭を叩くことと、私の眼に指を入れること。
どちらも痛い系のアプローチである…
剃髪している頭の皮膚を幼児の柔らかい、よくしなる手で叩かれると相当痛い…
板垣恵介の「バキ」に<鞭打>というのが出てきたがあれに近い?
(それにしても「餓狼伝25」は未だに書店に並んでいない。遅すぎる…)
小児病に必須のツボというのがあるが御存じだろうか?
- 作者: 代田文誌
- 出版社/メーカー: 医道の日本社
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「小児7才までを神童と名づく。神これを守る。胸部より下の病気を命門にとり、胸部以上を身柱にとる―――と道書にある。命柱とは命門と身柱の略称です。この2穴で、たいていの小児病は解決がつきます。」<《沢田流聞書鍼灸眞髄》
全身に分布するツボは単体で存在するのではなく、経絡というネットワークでつながっており、体表から体内、内蔵へとつながっている。
数あるツボの中でも重要なものがいくつもあるが、そのなかでも身柱というツボは特に小児病を治すには不可欠であり、大半の小児病に応用されるようである。
1歳2カ月の彼女の身体に触ってみると意外に凝っている部分が多い。
首、肩、背筋などは特にコリが目立つ。
考えてみれば幼児は頭が大きいので大きな頭を支えるにはこれらの部位に相当負担がかかっているはずである。
というわけで時々、首や肩や背中を掌で軽くマッサージをしている。
特に身柱のあたり(肩甲骨の間の背骨の上)を撫でていると、寝てしまうことがある。
やっぱり効くのかな?と実感することがある。
頭を叩かれようが、眼に指を入れようがやっぱりわが子の寝顔は可愛いのである。
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