お祭りがお寺にやってきた!
今月末の祭礼の前に地元のお寺などでお披露目をするのが慣習である。
5年前は神社が台風で大破して祭礼が中止になり、今回の祭礼のお披露目は私にとって初めての経験である。
夜8時ころ、お囃子とともにゆっくり提灯をつけた神輿が近付いてくる。
遠くからのお囃子がだんだん大きくなってくるのはなかかな心地良い。ちょっとドキドキする…
一行が到着すると代表の挨拶を受ける。
この奉納はご先祖様に披露するのが目的である。
【若い衆の獅子舞。お囃子も猛特訓したとのこと。獅子舞の動きに静と動があり、とても素晴らしい出来栄え!】
まず振り物といって、幼い子供達が刀や槍の形をしたものを持って舞う。さらに獅子舞や神楽など全部で1時間半が費やされる。
私は険見といって奉納されるのを拝見するのが役目。
子供の可愛い振りものや、なり本格的な獅子舞など時間を忘れて見入った。
険見というのは席を立てないのでどのくらい人が集まったか不明だが、妻によれば60ほどの人達が集まったとのこと。
一説には戦国時代以降からこの行事はあるとされる。
子供の減少で振り物が続けていくのが難しくなったり、毎晩、仕事を終えてからお囃子の連練習をしたりとなかなか大変である。これからも是非続けていってもらいたいものである。
祭礼は今月末の日曜日である。晴れればいいのだが…
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