偽ガンダム現る!

昨日、知人と別れる時に、「良いお年を」と挨拶された。
もうそんな時期なのだ…と少し感無量になった。



夜、外に出ると空気の冷たさに冬を感じる。
この時期は空が澄んでいて星が綺麗に見えるが、寒いのですぐ家に入ってしまう…




中国の四川にガンダムの偽物が登場したらしい。
しかも金色って…

製作者曰く

「独創です」

…ってどう見てもガンダムのパクりじゃないですか。(下記の記事参照)

【関連記事】http://matome.naver.jp/odai/2129203324798392701

尖閣問題も許せませんが、こちらも許せません!

今回、ガンダムの中国語訳が「高達」というのは初めて知った。


外国語を中国語に訳する場合、音訳と意訳がる。
マイクロソフト」の中国訳は「微軟」である。

<マイクロ→微>+<ソフト→軟>=「微軟」

ガンダムの場合は音訳であろう。
「高達」は現代中国語だと「ガオダァ」くらいの発音になると思うが。余り響きが似ていない。

午後の中国語―ことばのエッセイ

午後の中国語―ことばのエッセイ

私は中国の文物は何でも大好きで昨日も中古書店で中国関係の本を一冊買った。

中国と日本人が文化やマナーの違いがいかに大きいか書いてあってなかなか面白い。
エッセイ集なので気軽に読めるのが有難い。

エドガー・スノウが毛沢東に面会した際に

「和尚打傘、無法無天」

と言ったそうである。
この言葉は「(自分は)破れ傘をさして世界をゆく孤独な修道僧にすぎない」と訳され、当時の日本の知識人はこの言葉に毛沢東の深みを感じて、親近感を持ったという。ところがこの訳は全くの誤訳だと判明したそうである。

このフレーズは中国語では「(自分は)天理をわきまえぬ無法ものである」という意味なのだそうである。、
「孤独な修道僧」ととるか「恐れを知らぬ無法者(造反者)」とでは全く印象が違ってくる。

ガンダムに限らず、著作権を無視した中国の模倣文化は完全な「無法無天」のふるまいである。
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