子育て支援センター 「お経の本」 「日韓がタブーにする半島の歴史
ようやく1月の年中行事が一通り終了したので一息ついたところである。
午前中に月参りを終えて、兼務寺院の山寺へ雪かきに行こうとすると激しい吹雪になった。雪かきを断念して帰宅。
1歳5カ月の娘はひとときもじっとしていない。
何をしでかすか一瞬たりとも眼を離せないのである。
気の休まる暇もない妻はだいぶお疲れの様子なので子供を連れて外出することにした。
こんなことができるのも自営業?の有難いところである。
子供を遊ばせるスペースがあると聞いたので、市内にある子育て支援センターへ。
センターに着くと、車を降りる前にニット帽を深々と被る。
丸坊主の男がウロウロしていて不審がられては困るのからである。
施設に入ると、普段、寒い山寺にいるので全館暖房の施設の暖さに驚いた…
センターには数十種類のおもちゃ、絵本が置いてあるプレイルームがあった。
娘は早速、夢中になってになって遊んでいた。
暖かい、無料、子供が喜ぶ…三拍子揃っているではないか。
普段、寒さに慣れているせいか、暖かい施設の中にいると身体が猛烈にゆるんでものすごく眠たくなってきた。この状態で昼寝できたらどんなに気持ちいいか。
眠気をこらえつつおもちゃで遊ぶ続ける娘を見守る…
お経の本―真理の智慧をひらく仏の言葉の集成 (New sight mook―Books esoterica)
- 出版社/メーカー: 学研
- 発売日: 2001/07
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行事から解放された後の気ままな読書は格別である。
雑誌などで寺院や仏像が取り上げられることが多いが、お経が取り上げられることは少ない。だがこの本は滅法面白い。
釈尊が入滅して1000年近く経ってから日本に仏教がもたらされた。
その後、日本では様々な仏教の宗派が興亡を繰り返すが、それらの宗派の基本経典の大半は日本への仏教伝来前に既に完成されていた。
普通に日本の仏教史を学ぶとそのことが分かりにくい。
お経の観点から仏教史を見直すといろんなものが見えてくるのである。
この本を読むと改めていろんな発見があって実に面白い。
学研のエソテリカシリーズの一冊だが、このシリーズはなかなか侮れない。
- 作者: 室谷克実
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/04/01
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そのことに真っ向から異論を唱える本が出た。この本のポイントは朝鮮が公式の歴史として編纂した国史を読みといて、信じられないような歴史的事実を次々と明らかにしていくところにある。とにかく面白い。
確かに古代朝鮮の仏教文化と言われて私達はすぐに想起できるものがない。
東大寺の大仏のような巨大な鋳造仏も、法隆寺のような壮大な伽藍群も、玉虫厨子のような精緻な工芸品もすぐに思い浮かばない。
それらに匹敵するものが古代朝鮮にあったかというと少し疑問である。
ここらへんは古代史についてもやもやしていたところで、そのもやもやが少しすっきりした気がする。
古代史や日韓関係を考える上では必読の1冊ではないだろうか。
【告知 その1】
「生きがいの創造」シリーズの著者である飯田史彦先生の講演会を舞鶴で開催することが決定いましました。
期日は10月23日(日)。主催は舞鶴東仏教会です。詳細が決まりましたら、当ブログにて告知を行います。
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【告知 その2】
2月3日午前10時より節分祈願祭が行われます。年に一度の本尊波切不動明王様ご開帳の機会です。(開帳は法要の間のみです)
祈願お申し込みはお早めに願います。(当日参拝できない方、遠方の方には後日、御札を送らせて頂きます)詳細はHPをご覧ください。http://ujimaccya69.hp.infoseek.co.jp/
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