雪の中のお不動様 イノシシに乗った仏様



2日ほど前にかなりまとまった雪が降り、寒さの緩む気配が無い。
しかも日曜にマイナス40度という大寒波が来るとの予報…


本日28日はお不動様の縁日。
不動講といって毎月28日には十数人お参りがあるのだが、本日は5人ほど…

お勤めの後、庫裏でお茶を頂くのだが、お参りの方が「寒さで指の感覚がなくなって障子がうまくあけられません」と言われた。
お参りの方が帰った後で障子を閉めようとしたが上手くしまらない…屋根の雪の重みでしまりが悪くなっていたことに気がついた。

日曜に大雪が降れば庫裏中の障子や襖が開閉できなくなる予感。

仕方なく屋根に登って雪かきをした。約1メートルの積雪。
これでは障子が閉まらないはずである。庫裏が倒壊するとまではいかなくても屋根が痛む可能性が大きい。地元でも古い作業小屋が半壊したり、ビニールハウスが圧壊したりとなかなか大変である。

2時間ほど作業したところで空が急に暗くなって本格的に雪が降り始めたので、やむなく中止。
明日の午前は曇りで午後から雪との予報なので、午前中に庫裏、ガレージ、作業小屋、トイレの屋根の雪下ろしの予定だが、

スケジュール的に絶対無理…

お経の本―真理の智慧をひらく仏の言葉の集成 (New sight mook―Books esoterica)

お経の本―真理の智慧をひらく仏の言葉の集成 (New sight mook―Books esoterica)

先日、ブックオフオンラインで買った「お経の本」をキッチンに置いて、閑な時にパラ読みしているが時々面白い発見がある。

仏様は蓮の上に座られたり、立っておられることが多いが、
中には動物に乗っておられる仏様がある。

普賢菩薩→象
文殊菩薩→獅子
孔雀明王→孔雀

などは有名だが、なんとイノシシの上の乗っておられる仏様を発見したのである。
摩利支天という天部の仏様である。国や民衆を護り、五穀を養うなどの功徳があるので軍神、農神の天として敬われたそうである。楠正成は摩利支天を守り本尊とし、また力士の守り本尊としても仰がれたようである。
真言は「オン マリシエイ ソワカ

近年、獣害が多いが<イノシシ×農神>なら獣害の御祈祷にぴったりではないか。
尤もイノシシの数が激増していて、少々の御祈祷では効き目が無さそうであるが。

【告知 その1】

「生きがいの創造」シリーズの著者である飯田史彦先生の講演会を舞鶴で開催することが決定いましました。
期日は10月23日(日)。主催は舞鶴東仏教会です。詳細が決まりましたら、当ブログにて告知を行います。

[決定版]生きがいの創造

[決定版]生きがいの創造


【告知 その2】

2月3日午前10時より節分祈願祭が行われます。年に一度の本尊波切不動明王様ご開帳の機会です。(開帳は法要の間のみです)
祈願お申し込みはお早めに願います。(当日参拝できない方、遠方の方には後日、御札を送らせて頂きます)詳細はHPをご覧ください。http://ujimaccya69.hp.infoseek.co.jp/



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