濃厚焼きバナナのパンケーキ 大ヒット丼の夢 「宇冶拾遺物語」

お供えのバナナを下げ忘れていたら、黒っぽい斑点が一杯できていた。
それを見た妻いわく。

「このバナナ、還暦を迎えたみたい」

「…これくらいのほうが栄養があるんです」と私。

バナナが3房も重なってしまったので毎日バナナを頂く。

毎朝、トーストかお正月のお餅の残りばかりなので今朝はパンケーキにした。
牛乳でホットケーキミックスを溶いて、薄めのパンケーキを焼く。
同じフライパンに少しオリーブオイルを足して、小口切りのバナナを軽く炒める。表面がトロットするくらい。ごく短時間。そこに黒砂糖とオールスパイスを少々ふって絡め、パンケーキの上に載せる。

バナナは焼くとものすごく濃厚な甘さになる。
この味を好きではないという人も多いだろうが私はかなり好きである。
お好みでナッツ類、バター、干ブドウ、ラム酒などを加えても。


今朝は不思議な夢を見た。

夢の中でヒットする丼を考えるという企画を与えられて、私の答えは『海苔で丼のご飯の上に「秘密のアッ子ちゃん」を描く』。というもの。しかも「秘密のアッコちゃん」の登場人物がみんなで運動会をしているところににわか雨が降って、みんなが逃げ惑っている様子を海苔で描く…

…って何なんだこの夢は…一体何を意味しているのか。
それとも全然意味が無いのか。多分無い…
そもそも「秘密のアッコちゃん」て…年齢が…


お寺というとお参りする場所であるが、昔はお寺に泊まることをお籠りなどと言って盛んに行われたようである。山寺の近くにある西国観音霊場29番札所の松尾寺でも昔は大きな行事の前日に泊まることがあったという。
宗教行事にとって泊まるというのはどういう意味があったのか。

交通手段が徒歩しかない時代だと、早朝の行事に参加するために前日から泊まる必要があっただろう。或いはお参りを終えて帰ると途中で日が暮れるような時はお寺に泊まることあったに違いない。

それとは別に、お寺にとまって何らかの夢のお告げのようなものを受ける、或いは霊的なインスピレーションを得るということが重視されていたように感じる。このことは少し調べてみたいのだが、適当な資料が見つからないでいる。

宇治拾遺物語 (角川ソフィア文庫)

宇治拾遺物語 (角川ソフィア文庫)

京都新聞の日曜版には古典の連載が続いている。

先日まで「枕草紙」だったが、最近は田中貴子氏の「宇冶拾遺物語」である。
毎回、古典の原文と翻訳・解説が載る。非常に活き活きとした話が多いく興味深い。

本日は「五絶聖、不実露顕事(こくだちのひじり、ふじつろけんのこと)」。<巻12ノ9>

50年余りを五穀を絶っているという尊い上人がいて、天皇にも崇敬されていた。
悪戯好きの貴族の子弟が怪しんで、僧侶のトイレを覗いたら、五穀の混じった排泄物を見つけた。さらに調べるとお寺の床下には米が隠してあった。
見破られた僧侶は面目を失って逐電した…

学校で習い古典というのは毒にも薬にもならないような話が多い。

面白いというのは人間の真実に触れるということではないかという気がする。
言いかえると猥雑だったり、恐怖だったり、怪奇だったり、するのが

学校で取り上げられる古典はそういった要素が見事に去勢されている気がする。
昨今の妖怪ブームなども案外その反動の現れかもしれない。

【告知 その1】

「生きがいの創造」シリーズの著者である飯田史彦先生の講演会を舞鶴で開催することが決定いましました。
期日は10月23日(日)。主催は舞鶴東仏教会です。詳細が決まりましたら、当ブログにて告知を行います。

[決定版]生きがいの創造

[決定版]生きがいの創造


【告知 その2】

2月3日午前10時より節分祈願祭が行われます。年に一度の本尊波切不動明王様ご開帳の機会です。(開帳は法要の間のみです)
祈願お申し込みはお早めに願います。(当日参拝できない方、遠方の方には後日、御札を送らせて頂きます)詳細はHPをご覧ください。http://ujimaccya69.hp.infoseek.co.jp/



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