立春のつれづれ話 パソコンを使う仏像
屋根の雪はまだ形を変えていないが、樋に近付くと、中を流れる水音がはっきりと聞こえて、雪が確実に溶けていることが分かる。
それにしてもアマゾンはなんと危険なのだろう、検索した内容に応じたオススメ商品がメールされてくるのだ。これが実に私のツボをついた本を勧めてくることがあって困る。時代劇に出てくる悪商人さながらである。
「旦那、お好みのブツが手に入りやしたぜ、ヘッヘッヘ…」
みたいな感じである。つられて思わずクリック…
とうとう地元にセブンイレブンができた。
十年以上アルバイトしていた者としては嬉しい限りである。先日、初めて訪れたが、ちょっとテンションが上がってみたらし団子とかメロンソーダとか普段買わないものまで買ってしまった。
おススメは自社ブランドのダージリン紅茶である。結構しっかりした味がする。
数日、氷点下の日が続き、周囲に3人ほど転倒した方がある。
転倒して入院された知人(といっても老僧より歳上なのだが)をお見舞いに行った。
雑談していたら「悟りとは何か」というものすごい本格的な話題になった。
この方は在家の方だが、若い時から深く仏教に帰依されて、いろんな経験を積んでおられる。
思わずガチンコの会話になって、夕食時間をかなりオーバーして帰ってきた。なかなか楽しい時間だった。
年上の友人のメールに「アラカンになりました」と書いてあったのでびっくり。
阿羅漢(羅漢)とは「最高位の修行に達して尊敬を受けるに値する人」というような意味であるからである。
もっともこの友人はアラフォーならぬアラ還暦の意味で使っていたのだが。
仏像の区分は如来、菩薩、明王、天部の4種類が一般的だが、これに「羅漢」という5番目のグループを加えることもある。羅漢像は仏像のなかでもユーモラスなものが多い。
本日届いた、お坊さん専門誌「寺門興隆」には羅漢像のあるお寺が載っていた。
神奈川県にある浄土宗浄慶寺にはいろんな羅漢像があるそうである。
相撲している羅漢さん
お茶を飲んでる羅漢さん
本を読んでいる羅漢さん
煙草を吸っている羅漢さん
…
中には
携帯電話で会話している羅漢さん
カメラで写真を撮っている羅漢さん
パソコンを見ている羅漢さん
まであるそうな…ちょっと面白い。
【告知】
「生きがいの創造」シリーズの著者である飯田史彦先生の講演会を舞鶴で開催することが決定いましました。
期日は10月23日(日)。主催は舞鶴東仏教会です。詳細が決まりましたら、当ブログにて告知を行います。
- 作者: 飯田史彦
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/09/20
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 51回
- この商品を含むブログ (229件) を見る
にほんブログ村←丹後の山寺に住む副住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)1クリックで1000番くらい全体の順位が変わりますので貴重な1票を宜しくお願いいたします!このブログの大半は個人的などーでもいい喜怒哀楽と雑事ですが、できればこのブログを通じて仏教やお寺というものに理解を深めて頂けたら…と思っております。ランキングの順位が上がるほどいろんな方に見ていただくチャンスが増えますので、ご協力頂ければ幸いに思います。合掌