緊急的豆腐づくし 政治家の方便と菩薩の方便
本日は兼務している多禰寺に留守番に。
山の麓の雪も溶け、檀家さんの村の辺りは春が近いが境内はまだまだ雪が多い。
本堂の前には背丈くらいある雪の塊があって、正面から参拝できない。
雪で10メートル近い木の枝が折れて境内に落下していたので、妹夫婦と一緒に後始末した。
お世話になっている方に久在屋の豆腐セットを送ったら、先方が長期不在で既に賞味期限切れの商品も含まれているとの連絡。慌てて山寺に転送してもらった。
というわけで今晩は豆腐づくしのメニュー。
おぼろ豆腐、油揚げの焼物、青竹豆腐に黒蜜をかけたの…
美味しかったです。
【油揚げの焼き物とおぼろ豆腐】
【久在屋】http://www.kyuzaya.jp/
鳩山氏が「方便」云々の発言で集中砲火にさらされている。
この方にはつくづく開いた口がふさがらない…
いやむしろ
この人の役割は日本の政治家がいかにだらしないかということを身をもって国民に知らせるということにつきるのではないだろうか。
存在自体が方便の政治家って…
日常使う「方便」という言葉はあまりいい意味で使われないが、
仏教用語としてはかなり重い意味がある。
慈悲と智慧を目指して修行し、しかも他者の救済の実践そのものを方便と表現することもある。
つまり命がけで人々の為に智慧と慈悲を実践することをさして「方便」ということすらあるのである。
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「生まれ変わり死に変わりしながら、苦しむ衆生に与えた骨の量はスメール山よりも高く、与えた血の量は四大海の量よりも多い」
という仏典の言葉が記されていた。
そう考えると鳩山氏の言葉がいかに軽いか、一層浮き彫りになって余計に腹が立ってくる(涙)
国民の為に骨を削り、血を絞る覚悟の無い政治家のなんと多いことか…
本書の行間からはこうした菩薩の生き方に共鳴する横山氏自身の生き方も伝わってくるように感じる。
大変に素晴らしい方だと感服。
唯識というのは仏教の生んだ高度な心理学だが、この本はなかなか示唆深い。
続きはまた明日に…
【告知】
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