梅一輪の暖かさ 天使のいやし
梅一輪梅一輪ほどの暖かさ 服部嵐雪
一日中雨が降り、時々白いものがまじる。
夜11時頃外に出ると1センチほど積もっていた。。
わだつみの湯、湯っぷる、光の湯、仁王の湯…車で30分ほどの距離に幾つか温泉施設があって気分転換や風邪気味の時に入りにいく。お寺の建物は気密性に乏しく身体が冷えるので寒い時期は格別に有難い。
今日は少し風邪気味だったので近くのわだつみの湯というところへ出かけて身体を暖めたらだいぶ楽になった。このお風呂は海のすぐそばにあるせいか、お湯が微かに潮の味がしてそれが愉しい。施設は大きくはないが空いていたので貸し切りに近く、ゆっくりとくつろげた。日曜に大事な行事があるので早く治さないといけない。
数日前に法事でお墓参りにいったら梅の花が五分咲きだった。
いつの間にか梅の季節である。
時々、お参りにこられる華道の先生が華展の成功を祈願にこられた。
山門脇の梅の木の枝が折れているのを見て一枝分けてほしいと言われたので喜んでお分したら、雨の中を嬉々として残りの梅の枝を大きな甕に生けてくださった。その様子がいかにも華道の先生らしく心地良かった「つぼみが沢山ついているのできっときっと奇麗に咲きますよ」と楽しそうに言われた。
元日の大雪で境内の花木が随分枝折れした。
梅の木も随分と枝が折れたが、活けるという発想が無かったので焚きつけにするくらいしか考えていなかった。「活ける」「活かす」というのは正に正しい表現だと感じた。
天使のいやし―心身を癒す音の発見 (現代のさとり体験シリーズ)
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平明な文体だったので、子守をしながら読了。
とても純粋で、強い使命感と探求心が伝わってくる。
宮下氏は超常的な体験を数多くされているが、それらからインスピレーションを得られて、ある種、淡々と創作されている気がする。その自然な様子に惹かれた。
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「瞑想」というアルバムは特に好きである。この分野では傑作といっていいのではないかと思う。
知り合いの御住職にもお勧めしたが、その御住職が法話の時に流したら大好評だったそうである。
「天使のいやし」を読んで天河神社が弘法大師と関係が深いことが分かったことも収穫だった。
明日は雛祭りである。妻はケーキを作ると張り切っている。
野に出れば人みなやさし桃の花 高野素十
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