“地震に役立つ関連サイト” & 臨済宗布教師の法話

  



地震に役立つ関連サイト”

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=1157539291&sort=1&fr=top_mantenna

yahooの知恵袋の記事です。
地震への備え、地震発生時などに役立つサイトが集められていて大変勉強になります。





現在、当地に臨在宗東福寺派の布教師の方が滞在されていて市内の寺院を巡回されて法話布教をされている。

年に一回しかないとのことだったので私も近くの東福寺派のお寺にお邪魔して、布教師の方の御話を伺った。法話というのは同じようでいて個性がある。まだ40代前半の御若い住職で、佐賀県の方だった。1時間半ほど御話をされた。


いろいろと勉強になった。
この方は東福寺派の御住職であるだけでなく青少年の指導や緩和ケアなど幅広く活動されている方だった。
佐賀県内の病院で終末医療に携わり、死に直面せざるを得ない方々と交流されている。
私も緩和ケアには関心があるのでいろんなことを学ばせて頂いた。


人が無くなると枕経というお勤めがあり、僧侶はまずここで故人と対面することが多い。
布教師の方によれば枕経は生前行う地域もあったそうである。
今時であれば僧侶が病院に行くことに抵抗があるので縁起でもないと拒絶されてしまうだろう。
昔は人が自宅で亡くなることが多かったからこうしたことも可能だっただろう。
だが死に臨んで、生前から交流のあった菩提寺の僧侶と言葉を交わし、読経を聴いて逍遥として死に臨むというのはなんと穏やかで、立派な最後ではないだろうか。




法話の中で忘れられいエピソードある。

小児ガンの病棟の子供達の話である。
小児ガンの子供達にはそれぞれ夢があるが、共通の夢がひとつある。
それは<大人になること>である。
だが現実は厳しく、多くの子供達は大人になる前に亡くなっていくのだという。



今日という一日を生きられなかった人達がいる。
私の生きている今日という日に懸命に手を伸ばして届かなかった人達がいる。
その大切な一日を私は大事にしているだろうか…とふと思った。
大切な一日を不平や不満や怠惰の中で生きてはいないだろうか。
たとえ僅かでも人の為に、自身の向上の為に生きているだろうか。
上機嫌で、笑顔で生きているだろうか。




法話に先だってお勤めがあり、今回の震災で亡くなった方々の為に般若心経を皆で読経した。

ここ数日、祈るということについて書いたが、既に亡くなった方を慰め、励ますためにも仏教の読経は大切だと思う。
心在る方々は是非、「般若心経」を読経して慰霊してくだされば有難く思う。
                                   合掌


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[決定版]生きがいの創造

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