雪の彼岸供養 山寺のイクメン失格
お寺で早朝や深夜に電話を取るのには少し勇気がいる。
お葬式の依頼である場合があるからだ。
早朝や深夜に電話があると一瞬でそれなりの覚悟をしないといいけない。
仕事とはいえなかなか大変である。もっともそれがどうでもいいような電話だと気が抜けたり、腹がたったりだが…
早朝に電話があった。例によってドキドキしながら受話器を取ると松尾寺からだった。
本日から西国観音霊場二十九番札所である松尾寺へ彼岸の供養に出仕するのだが、長靴に作務衣姿で来てほしいとのこと。通常は改良服という僧衣で出仕するのだが雪のためこのような連絡を頂いたのである。
松尾寺の境内はかなりの降雪で御住職自ら除雪車で雪かきされたとのこと。
彼岸の供養は先祖供養が中心だが、今回は思わず知らず震災で亡くなった方に意識が向く。
亡くなった方も届くよう念じながら読経。
先日、駅裏のショッピングセンターで『砂遊びセット300円』というのを見つけて娘に買ったら、早速、雪遊びに転用。娘は寒さにもひるまず、外に出たがります。
そして鼻息荒くして雪をほじくり返す。
外遊びは幼児の本能なのか…
付き合う妻は相当寒そう。
私はもっぱら室内で絵本を読む係。
妻よ、楽してスマン…
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