シャガの花咲く頃 イノシシの漬物 恐怖の葉書の顛末
境内の片隅で今年初めてのシャガの白い花を見つけた。
GWには境内にたくさんのシャガの花で満ちるに違いない。
今から少し愉しみである。
生ゴミは全て堆肥にして畑に入れることにしていたのだがここにきて頓挫した。
生ゴミにEMという微生物資材を加えて、専用の密閉容器に入れて保存し、熟成したところでコンポストに入れていた。
ところがドラム缶くらいあるコンポストの容器をイノシシがひっくり返して中の堆肥を食べてしまうのである。生ゴミは急速に腐敗が進むがEMを加えると、悪臭が無くなって甘い果物のような香りがしてくる。
イノシシにとったらあらゆる食品のエキスの詰まった漬物みたいな存在なのではないだろうか。
猟師さんによればイノシシの個体数が増えて餌が無くなり、どのイノシシも食用肉が無いほど痩せているという。
私はお腹を空かせたイノシシに栄養満点の漬物を提供していることになる。
今日になってコンポスト容器の周りに杭を打って固定すれば簡単にはひっくり返せないことに気がついた。明日は早速やってみるつもり。どうなることやら…
暫く前に舞鶴市から葉書が来た。
狂犬病の予防注射のお知らせである。市内の数十カ所に獣医と市の職員が出張するので最寄りの地点で注射をしてもらうのだが、毎年飼い犬のコーギーが物凄い勢いで暴れるのである。去年はどんなに恐ろしかったか…
「犬を制御できる人」ってのも…
コーギーは気の荒い犬種らしい。
友人の飼っていたコーギー犬の歯に食べ物が詰まっていたので友人が取ってやろうとしたら、ガブリッ!と激しく噛まれたそうである。
もともと牧牛犬で、激しく吠えて牛を誘導するのが仕事だったらしい。
これからコーギーを飼われる方は激しい気性と甲高い声でよく吠える可能性があることを覚悟してから飼われることをお勧めする。
本日は最寄りの注射ポイントである松尾寺駅前に老僧愛用の1トントラックにコーギーを載せて連れて行った。
まず荷台に載せる段階で激しく抵抗。この時点で噛まれそうになった…
駅に着くと先に来ていた黒犬と吠え合い。
いよいよ注射になると悪鬼のような形相になって噛みつこうとする。眼がイッている。
その顔つきのこわいこと…「エクソシスト」に主演したリンダ・ブレアの演技を思い出す。とにかくメチャメチャ怖いのである。
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すでに狂犬状態なんですけど…
絶対に大人しくならないと分かっていたので、電話ボックスのポールに鎖を掛けてひっぱり、身動きがままならなくなったところを注射してもらった。
「この犬、年々怖くなるなあ…」
と獣医師。
来年はどうなることやら…
大人しい時には結構可愛いのに…
【告知】
飯田史彦先生が被災されたとの情報があり現在確認中です。
「生きがいの創造」シリーズの著者である飯田史彦先生の講演会を舞鶴で開催することが決定いましました。
期日は10月23日(日)。主催は舞鶴東仏教会です。詳細が決まりましたら、当ブログにて告知を行います。
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当山所蔵の快慶作“深沙大将立像”は7月16日から28日まで奈良の国立博物館に出展されます。その前後は不在となりますので、当山の仏像を拝観希望される方は御留意下さいませ。
『天竺へ 三蔵法師3万キロの旅』
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