すやすやタヌキは老子の夢をみるか
昨晩、食後にコーヒーを飲もうと思って、お湯を沸かそうとしたら、ガスコンロが点火しない。
よく見ると電池切れの小さなランプが点灯。
電池ボックスを開けると、単一電池が2本出て来た
単一電池って入手困難なのでは…
なんで単三電池4本くらいにしとかないのかと思った。
今日、早速、量販店に行ったらちゃんと単一電池を販売していたので一安心。
台風一過である。
兼務寺院の多禰寺に行く途中で山崩れがあったとのこと。
大浦小学校という学校の前も崩れて大変だったらしい。
山の斜面がそのままずり落ちてきたらしく、竹が地面に生えたまま、崩落してきて、小学校の校門前におおきなモウソウチクが3本立っていたそうだ。
- 作者: 内田麟太郎,渡辺有一
- 出版社/メーカー: 文研出版
- 発売日: 2009/03/01
- メディア: 大型本
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時々、図書館に娘の絵本を借りに行く。
絵本というのは真面目に読んだことがなかったが、ちゃんと読んでみると意外に面白いのである。
最近のヒットは「すやすやタヌキが寝ていたら」。
子ダヌキがいろんな場所で寝ているとつられて周りの生き物もすやすや寝てしまうという話である。
ストーリーも絵もとても素敵。
なんかほっこりする絵本である。
作者の内田倫太郎氏がお孫さんのすややすや眠る姿に感動して生まれたという。
渡辺有一さんの絵もストーリーにぴったりである。
なにしろ子ダヌキは一度も眼を覚ましているところが描かれないのである。
ひたすら寝ているだけというのが愉しい。
「老子」を読むと、水とか赤ん坊とか一見無力に見えるものが一番素晴らしい、一番強いと書かれてあったりする。
赤ん坊の寝姿を見て、赤ん坊に勝とうと思うものはいないだろう。
ただ可愛いなあと思う。だから最強なのだと老子は言いいたかったのだろう。
- 作者: 小川環樹
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1997/03/01
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「老子」の第8章におよそ次のようなことが書かれている。
最上の善の姿は水の姿である。
水は何者とも争わない。
水は万物の為になって、しかも争うことがない。
低いところをいやがるどころかむしろ低いところに行く。
だから水は≪道タオ≫に近いのだ。
水が大地を潤すように、その人のゆくところに善が現れる。
その心は深く澄んでいる。
ただ与えるという存在である。
言葉には真実の響きがある
政治の場でも善く為しうる。
世俗の場でも善く働くことができる
時宜を得て善く動きとどまる事が無い。
争うこころがないので、ぶつかることもないのだ。
- 作者: 五井昌久
- 出版社/メーカー: 白光真宏会出版本部
- 発売日: 1963/11
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娘は最近、寝る時間になると私の手をひっぱって
「おとと、ねんね!」
というようになった。ちょっと嬉しい…
ただ昨日は添い寝して寝かしつけても寝ないので、
「お父さん、先に寝るからね!」
と言って布団をかぶって寝る真似をしていたら、そのまま本当に朝まで寝てしまった。
これはあんまりカッコよくない…
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