お盆にマムシ退治　　「秘史　密教のすべて」

数日、猛烈な暑さ。

以前から体調の悪かった檀家さんが亡くなり、本日は葬儀があった。

酷暑×お盆×葬儀という組み合わせはハードでがっくりと疲労困憊…

葬儀を終えて帰ると、庫裏の横にある洗濯干し場の辺りに小さなマムシが２匹いたとのこと。
そこはいつも娘が遊んでいる辺りなので妻は心配そう。

洗濯干し場の隣に小さな倉庫があり、そこに入るとマムシがのたのたと荷物の陰に入っていった。
お盆中に殺生をしたくないし、下手に捕まえようとして噛まれたらこれから始まるお盆のハードスケジュールを消化できなくなる。

中くらいの大きさのマムシだったが、洗濯干し場のマムシとは別のマムシらしい。

倉庫にマムシが居たから気をつけるようにと家族に告げると、母曰く「私、今朝倉庫にいたマムシをやっつけたわよ」
頭を叩いて潰し川に捨てたとのこと…

「なんでやっつけないの？見つけたらすぐに捕まえないと駄目じゃない」

マムシを捕まえないと叱責ってどんな環境ですか…

暫くすると老僧が一升瓶を得意げに見せた。
倉庫に入ってマムシを捕まえたとのこと。しかも３匹も…

【絡み合っていてよくわかりません…写真を撮りやすいように中から出してやると老僧に言われましたが、御辞退しました】

庫裏の周りにやたらとマムシがいて、本日はやたらと出没している。これは一体何だろうか…

夕刻雷が鳴り、お湿り程度の雨がふった。

雨の前には蛇が良く出るといわれるがマムシと関係があるのかもしれない。
福井の越前市に猫の集まる「猫寺」というのがあるそうだが、「蛇寺」は怖すぎである…

アマゾンに注文していた「秘史　密教のすべて　空海伝説と禁断の呪術」が届く。
かって出版された「密教の世界」を加筆・修正したもので、一見すると伝奇的な印象を受けるが内容はかなりしっかりしている。

インド・チベット・日本にまたがる密教の概観、空海論、チベット密教論、密教経典論、密教的修行論という５つの章に分かれている。

確かにこの５つの論点を網羅すれば密教の全体像はかなり立体的に把握できると思われる。さっそくパラ読みしたが、かなり読み応えがありそう。楽しみである…

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【告知】
５、６月の岩手、宮城、福島の震災被災地の状況が以下のサイトで見られます。

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「生きがいの創造」シリーズの著者である飯田史彦先生の講演会を舞鶴で開催することが決定いましました。
期日は10月30日（日）。主催は舞鶴東仏教会です。詳細が決まりましたら、当ブログにて告知を行います。

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当山所蔵の快慶作“深沙大将立像”は7月16日から28日まで奈良の国立博物館に出展されます。その前後（8月末まで）は御不在となりますので、当山の仏像を拝観希望される方は御留意下さいませ。７月11日に搬出の予定です。
『天竺へ　三蔵法師３万キロの旅』
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2011toku/tenjiku/tenjiku_index.html