住職、すずやかに棚経中  お祓い致します 

いよいよお盆の忙しさのピークとなる5日間の始まり…


それにしても暑い。


知人のブログ読んでいたら、車のダッシュボードが高熱になるのを利用してドライトマトを作る話が載っていた。
今度やってみようかな。


おまけに寝室のクーラーが故障。何度スイッチを入れてもブレーカーが落ちる。
ネットで状況を調べたらショートか漏電の可能性大。
「クーラー買い替えの可能性の大きい高額修理」というジャンルに載っていた。
やれやれ…



今朝は6時に棚経開始。
昼休みを挟んで終了は5時半。


…疲…れ…た…


昨年は棚経中に車の鍵を落とし大変なことに(涙)


【念珠、暑さ対策の藤製腕貫、鈴つきキー、ゼリー飲料…棚経の必需品です】

…というわけで、今年は車の鍵に鈴をつけました。

鍵を入れた袂が揺れる度に

シャララン…シャララン…

常時、鍵の所在を確認できて大安心…





お寺というのは檀家さんだけでなく広くいろんな方から依頼を受けた祈願や供養をする場所だと思っているのだが、実は「祈願」「祈祷」「供養」ではなく「お祓い」を希望される方が多い。


特に若い人は「祈願」「祈祷」「供養」などという言葉を知らなくても「お祓い」という表現は知っているらしい…面白い現象だと思う。


昔は「お祓いは神事でウチは寺院です」などと断っていたのだが、祈祷や祈願でもお祓いを目的としてやればいいか…と最近はフレキシブルに対応中。



先月、境内に若い男性が10人ほど入ってきた。

Tシャツに短パン、ビーチサンダルでいかにも海水浴客という印象だった。



その1人が私に話かけてきたのでよく見ると昨年、お祓いを希望された男性だった。

今年もお祓いしてほしいとのこと。

普通なら予約が無いと断るのだが、たまたま別件で祈祷した後だったので準備がそっくり残っていたので了解した。


本尊に向かって読経した後、後ろを振り替ええって祈祷の所作に入ろうとしたら、一緒について来た若い男の子達が頭を垂れ、一心に合掌していた。
合掌している両手がブルブル震えている男の子もいた。


あんまりラフないでたちでお寺にはそぐわない人達だな…と少し違和感を感じていたのだが、その一生懸命さに少し感動を覚えた。
お祓いというのもいいもである。


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5、6月の岩手、宮城、福島の震災被災地の状況が以下のサイトで見られます。

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「生きがいの創造」シリーズの著者である飯田史彦先生の講演会を舞鶴で開催することが決定いましました。
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[決定版]生きがいの創造

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当山所蔵の快慶作“深沙大将立像”は7月16日から28日まで奈良の国立博物館に出展されます。その前後(8月末まで)は御不在となりますので、当山の仏像を拝観希望される方は御留意下さいませ。7月11日に搬出の予定です。
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