山田さんを探せ! 何度見ても変
棚経2日目。
最初の10軒ほどのお参りを終えたところで山寺から電話。
棚経の最中に緊急連絡とはよほどの一大事かとドキドキ…
昨日の棚経で1軒お参りし忘れたことが判明。
入院していて棚経を受けられませんという御宅からあらかじめ連絡があったのだが、そのお宅を勘違いしていたのである。
田舎のお参りというのはいろいろ難しい?面白い?ことがある。
例えば山田という地区に山田という姓の家があり、しかも山田家が1軒でなく何軒もあったりする。
恐ろしいことに山田だけでなく山多などという類似姓があったり、嘘みたいだが山田明さんの隣に山田明男さんが住んでいたりとか。
しかも山田地区に田中という姓の人がいて、田中地区に山田さんがいたりとか。
ウチの場合は3つの寺を兼務しているのでA寺の山田さんB寺の山田さんなどというのがある。
そんなこんなに加えてお盆のドタバタと頭の朦朧状態が重なって時々ミスをしてしまう。
それでも本日の棚経も無事終了…。
やっぱり暑かった…
疲れ…ました…
私はつまらないものばかり買って…とよく怒られることが多いが、庫裏の座敷にクーラーを設置したのは成功だったらしく、お客さんには喜んでもらっている。
山寺の施餓鬼は本堂ではなく庫裏で行うのだが、クーラーのある座敷の施餓鬼は今年が初めて。
施餓鬼は3時からなので午後3時の庫裏は毎年、猛烈な暑さになるのである。少しは楽になるだろう。
座敷に設置したクーラーだが、何度見ても変。
スイッチを入れると上部が開いて、なんだかカバーが半開きになったみたいに見えるのである。
この開いた部分からも冷気がでるのだが、知らない人はみんな「住職、クーラーのカバーが開いてますよ」と言うのである…
そう言う私自身、初めて動かした時は脚立に乗って、この「開いたカバー」を懸命に押さえていましたけど。
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