久しぶりのガマガエル お坊さんの一番気になる雑誌
台風が接近中。
近畿では800ミリとの予報もあるが大きな被害ななければいいが…
夜、コンビニから帰って境内に車を乗りいれると、庫裏の前に大きなガマガエルが一匹。
体長は20センチ余り。何年ぶりかに見たのでちょっと嬉しかった。
私のような“カエル好き”にはたまらない大物なのである。
1枚だけ写真を撮ってから、これからも無事に生息してくれますようにと見送った。
昨日、10月の仏教会主催の講演会のことで打ち合わせがあった。
そのなかで「週刊文春」(9月8日号)の記事のことが話題になった。
タイトルは…
『強欲坊主の「オンナと金」汚すぎる!あなたのお布施はこうして消える 告発キャンペーン 祇園通いは週3回 舞妓3人』
なんかものすごく悪そう…(涙)
というわけで買うのも癪に障るのでコンビニで立ち読み。
冒頭の写真を見て唖然。
恐らくどこかの本山で行われた法要の写真である。
法衣を着た大勢のお坊さんが散華を行っているのである。
散華というのは蓮の花弁を象ったものを散らす所作である。
堂内に蓮の花が乱舞するというのは有難いような荘厳な光景である。
ところが、この記事と一緒に何の説明もなくこの写真を見るとお坊さんが贅沢三昧してお札でもバラまいているように見えるのである…
写真は使いようだと感心した。
葬儀の布施は50万で年間100軒葬儀があれば年収5000万…
みたいなことが書いてある。年間100軒葬儀がある寺など聞いたことがない。
「観光寺院が愛人にお守りを売らせている」とか…
大半が「関係者の談話」でいくらでも創作できる余地がある。
お決まりで高級外車を乗り回して、愛人を囲い、祇園で豪遊みたいな話が延々と続く…
そんなに楽して儲かるのなら仕事なら後継者に困らないはずだが、実体はどの宗派でも後継者難は最大の問題のひとつである。
もうちょっとリアリティのある記事を書いてほしいものである。
檀家制度によってはお寺と地域や檀家さんとが強く結びついている。
このことは仏教を広め、お寺を護持するのに大きく役立っている半面、もし不適切な人物が住職になれば寺院と檀家の長い付き合いのなかでその実態をまざまざと見せつけられることになる。
私も“不適切な住職”と言われないようにしたい…と反省の余地があるが、でもやっぱりあんまりな記事である。
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飯田史彦講演会のお知らせ
演題『生きがいの創造〜こころの復興へ〜』
【期日】 2011年10月30日
【時間】 15:30〜17:30(受付15:00)
【場所】 京都府舞鶴市字浜2002-3 『ホテル マーレたかた』(0773-66-2000)
最寄り駅『JR 東舞鶴駅』
【入場無料】定員160名(但し先着順。定員数になりしだい入場を制限しますのでご了承ください)
【主催】 舞鶴東仏教会
※ 飯田史彦先生の公式HPにて御紹介頂きました
http://homepage2.nifty.com/fumi-rin/sub39.html
【飯田史彦プロフィール】
1962年、広島県生まれ。経営心理学者、カウンセラー。2009年までの19年間、福島大学経済経営学類の助教授・教授を務め、東北大学大学院、筑波大学大学院などでも開講。2009年3月末で教授職を辞し、「誰のいかなる悩みに対しても、飯田自身が2時間をかけて、完全無料でカウンセリングを行う」という画期的な社会福祉施設、「光の学校」(飯田史彦スピリチュアル・ケア研究所)を設立。医師や看護師の学会・研究会での講演も多数にのぼり、2007年には京都大学からの依頼で、百周年記念ホール(収容500名)を立ち見多数の超満員にする、「生きがいの創造」と題する伝説的講演を開催。その後も、東京・文京シビックホール(収容1800名)を単独で満員にするなど、600回を超える講演会を行ってきた。ひとりの研究者として、あらゆる思想・宗教団体からの中立を守っている。
著書として、180万部を超えるベストセラーとなり7か国語に翻訳された「生きがい論」シリーズ、代表作『幸せ思考 〜脳と自意識の力で人生を切り拓く』(PHP)、『決定版・生きがいの創造 〜スピリチュアルな科学研究から読み解く人生のしくみ』(PHP)、『生きがいの創造 Ⅱ 〜永遠の愛・めぐり逢う生命』(PHP文庫)、『生きがいの創造Ⅲ 〜世界標準の科学的スピリチュアル・ケアを目指して』(PHP)、『ツインソウル《完全版》 〜死にゆく私が体験した奇跡』(PHP文庫)、『愛の論理 〜私たちは、どこまで愛せばゆるされるのか?』(PHP文庫)、『いのちの伝言』(小学館)など、20冊以上を発表。
毎日数千人の読者が訪れるホームページ、「飯田史彦研究室へようこそ!」のURLは、次のとおり。 http://homepage2.nifty.com/fumi-rin/
【告知】
5、6月の岩手、宮城、福島の震災被災地の状況が以下のサイトで見られます。