明日は講演会 「山の霊力」 山本玄峰師の言葉

生きがいの創造 ?

生きがいの創造 ?


明日はいよいよ地元仏教会主催による飯田史彦先生の講演会である。
なんとか100名くらいは来て頂きたいところ。

市報に講演会の告知を依頼したところ、規則で連絡先を明記する必要があるといわれ仕方なく山寺の電話番号を記載した。

いろんな電話がかかってきて応対が大変と思いきや…


かかってきた電話はたった1本…



大丈夫か…


今日も出先でもらったフリーペーパーを見て、こういう媒体をもっと活用すべきだったと後悔したが後の祭。

HPを見ると飯田先生は震災以後の激務と個人的事情で絶不調の御様子。
にもかかわらず遠路はるばる舞鶴まで来て頂けるのだから有難い限りである。

数日前に飯田先生の代表シリーズである「生きがいの創造」の第4部が完成したばかりである。明日は会場で著書の販売もあるようなので早速買わせていただこうと思っている。


山の霊力 (講談社選書メチエ)

山の霊力 (講談社選書メチエ)


ここ数日パラ読みしているのが町田宗鳳「山の霊力」(講談社選書メチエ)。

日本の文化の深層には山の文化と海の文化が分かちがたく結びついていると思うのだが、言い換えれば山の霊力と海の霊力の2つが日本人の心性を作ってきたのだろう。
本書はそういったことを考える手掛かりをいくつも提供してくれているように思う。


車で国道27号線を15分ほど福井方面に走り、来た道を振り返ると、“若狭富士”青葉山の秀麗な姿が眼に映る。
国道27号線は海岸のすぐそばを通っていて、青葉山の裾野を波が洗っているようにも見える。


日本は四方を海に囲まれる一方、海岸線のすぐそばまで山が迫っている。
地図で見ると平野は海岸線に僅かに張り付いているだけのように見える。
山と海の拮抗に上に日本という国があるように思える。このことは日本に文化を大きく規定してきたに違いない。私にとってかなり関心の深いテーマである。





「山の霊力」に山本玄峰師の言葉が引用してあった。


山本玄峰師は捨て子であった出生から始まり、多くの人生苦、病苦を克服して大禅師と慕われた傑僧である。


人間は早く出世することを考えてはいけない。若い時にはなるべく人の下で働き、人を助け、人のために働かなくてはいけない。四〇歳以前に人の長上に立ってはいけない。四〇歳以前に出世すると、六〇、七〇になって凋落してしまう。「としどしに咲くや吉野の山桜     木を割りてみよ花のありかを」という歌があるが、これは人生には根肥が大切であるということだ。人間は四〇よりも五〇、五〇よりも六〇と、齢を取るに従って人に慕われ、人の役に立つ人間になり、寧ろ死んで後に人に惜しまれ、人を教えてゆくような人間にならなければいけない。それがために出世をいそがず、徳と、智慧と、力を養っておくことである。(平井玄恭『玄峰老師随聞記』)


なかなか味わいのある言葉ではないだろうか。


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       【告知】

[決定版]生きがいの創造

[決定版]生きがいの創造

「生きがいの創造」シリーズの著者である飯田史彦先生の講演会を舞鶴で開催することが決定いましました。

飯田史彦講演会のお知らせ



※※※ 先生のHPでは講演開始時間が1時半となっていましたが(訂正済み)、正確な講演開始時間は下記のとおりです。

演題『生きがいの創造〜こころの復興へ〜』

【期日】 2011年10月30日
【時間】 15:30〜17:30(受付15:00)
【場所】 京都府舞鶴市字浜2002-3  『ホテル マーレたかた』(0773-66-2000)
     最寄り駅『JR 東舞鶴駅
【入場無料】定員160名(但し先着順。定員数になりしだい入場を制限しますのでご了承ください)
【主催】  舞鶴東仏教会

※ 飯田史彦先生の公式HPにて御紹介頂きました
http://homepage2.nifty.com/fumi-rin/sub39.html


【飯田史彦プロフィール】



1962年、広島県生まれ。経営心理学者、カウンセラー。2009年までの19年間、福島大学経済経営学類の助教授・教授を務め、東北大学大学院、筑波大学大学院などでも開講。2009年3月末で教授職を辞し、「誰のいかなる悩みに対しても、飯田自身が2時間をかけて、完全無料でカウンセリングを行う」という画期的な社会福祉施設、「光の学校」(飯田史彦スピリチュアル・ケア研究所)を設立。医師や看護師の学会・研究会での講演も多数にのぼり、2007年には京都大学からの依頼で、百周年記念ホール(収容500名)を立ち見多数の超満員にする、「生きがいの創造」と題する伝説的講演を開催。その後も、東京・文京シビックホール(収容1800名)を単独で満員にするなど、600回を超える講演会を行ってきた。ひとりの研究者として、あらゆる思想・宗教団体からの中立を守っている。
著書として、180万部を超えるベストセラーとなり7か国語に翻訳された「生きがい論」シリーズ、代表作『幸せ思考 〜脳と自意識の力で人生を切り拓く』(PHP)、『決定版・生きがいの創造 〜スピリチュアルな科学研究から読み解く人生のしくみ』(PHP)、『生きがいの創造 ? 〜永遠の愛・めぐり逢う生命』(PHP文庫)、『生きがいの創造? 〜世界標準の科学的スピリチュアル・ケアを目指して』(PHP)、『ツインソウル《完全版》 〜死にゆく私が体験した奇跡』(PHP文庫)、『愛の論理 〜私たちは、どこまで愛せばゆるされるのか?』(PHP文庫)、『いのちの伝言』(小学館)など、20冊以上を発表。
毎日数千人の読者が訪れるホームページ、「飯田史彦研究室へようこそ!」のURLは、次のとおり。 http://homepage2.nifty.com/fumi-rin/



【告知】
5、6月の岩手、宮城、福島の震災被災地の状況が以下のサイトで見られます。

http://www.flickr.com/photos/ikukoishida/