子供を寝かせるツボ


【三重塔に至る参道。赤いのは常紅の野村もみじ】


11月の紅葉シーズンになって、もみじの色づきを尋ねる電話が時々かかってくる。
全体にほんのりと色が染まり始めたが、まだまだ青もみじである。


例年からすれば気温は高めだが、本日は暑くなく、寒くなくまことに爽やかな一日。


午後2時半頃になると陽光が少し陰って、境内の木々に一斉に長い影ができる。
この時間の境内の様子というのはなかなかいいものである。



2歳の娘は殆ど病気もせずいつも元気で誠に有難いのだが、あまり昼寝しないし、夜も布団に入ってからかなり長時間起きている。

大抵は妻が懸命に寝かしつけているのだが、時々手伝うこともある。




肩甲骨と肩甲骨の間に身柱という大切なツボがある。
この身柱の辺りや腰、膝から下をさすってやると寝付きが良いようである。


身柱は万病に効くとも言われる。

特に子供の諸病には必須のツボなのでそこを撫でてやるというのは東洋医学的には有効だろうと思う。

実際、身柱を撫でていると、子供は結構気持ちが良さそうである。
ここは疳の虫に効くとも言われるくらいだから心の安定にも良いのだろう。


“手当”という言葉があるように手を当てるというのは初歩の治療として大きな意味がある。
触れられると安心することで神経系の安定につながるとされるし。
心が安定すると痛みが和らいだり、免疫力が向上するということがあるらしい。


気功の観点から見ると掌は身体の中でも特に気の強い部分なので不足しているところに手を当てるというのは非常に有効であろう。


北斗の拳」みたいに身体のどこかを突いたら一発で爆睡してくれないだろうか…


北斗の拳 プレミアムベスト

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最近、娘は言葉を話すようになったので新しい方法を考えた。


娘に「好きな人は?」と聞く。

「好きな人」を次々に尋ね、次に「好きな食べ物」「今日遊んで楽しかったこと」、「今日食べて美味しかったもの」などを次々尋ねていくと、非常にリラックスして寝入りがよくなるような気がする。


こういう質問に答えることで子供なりの幸福感のようなものを感じるのではないかと思っている。


子供を寝かせるには自分自身もリラックスしないと上手くいかない。
理性的に質問すると、子供も頭を働かせ始める気配がある。


自分もできるだけリラックスして、子供と接しようとするのだが、

リラックス…リラックス…と念じているうちに


自分が先に寝てしまうこともしばしば…


昨日は夜8時頃、娘を寝かせていて、一緒に爆睡してしまった。

これは完全な失敗である。

どなたか子供を寝かしつける良い方法を伝授してくれないだろうか。


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