ドングリの音響く 賄いカレーの新技 本日の紅葉

松尾寺の門前に流々亭という素敵なお茶屋さん&お休み処があって時々一休みしに行く。

女将さんのブログを拝見していたらサルが柿を両手に持って石段を二足歩行して降りてきた…と書かれてあって大笑い。
掃除をしていた女将さんのお姉さんはお参りの方だと思って会釈されたとか…

【流々亭】http://rurutei.net/

女将さんのブログに今年はドングリが豊作と書かれてあったが、確かにそのような話をよく聞く。。


先日も、夜に庫裏の勝手口から出たら、物音がした。
耳を澄ましたら、木の実が裏山の斜面から落ちてくる音だった。

以前、賽銭泥棒を捕まえる為に境内の御堂に張りこんでいたことがあったが、夜の境内というのは落葉や木の実の落ちる音が意外に響いているのである。

夜の境内で耳を澄ますといろんな音が聞こえる。




修行僧時代の食事は交代で自炊だったが。人気があったのはカレー。
ルーは何の変哲もないバーモントカレーだったが、掃除や法務で減ったお腹には滅法美味しいのである。

カレーを作っていると必ず何人かがやってくる。
「ぶろぐ坊さん、お手伝いしましょう」
「ありがとう」
「ぶろぐ坊さんやっぱり味見は必要ですよね?」
「うむ、必要である」
…みたいな流れになってご飯もモリモリよそって味見が始まるのが常だった。



昨日のお昼の賄いはカレー。
最近、気に入っているのが“作り足しカレー”。

以前、前日のカレーをお昼の賄いのしようと思ったら分量が少なかったので野菜などを少し足して増量したら意外に美味しかったのである。

一晩置いたカレーは美味しい…というのは定番だが、そこに少し具やルーを足して煮込むと寝かしてこなれた味と作りたてのカレーの爽やかさが両方がミックスされた味になる。

作り方はかなりいい加減であるが以下のような感じ

前日に具の7割とルーの7割くらいでカレーを作る。
翌日、キノコ、キャベツなど火の通りやすいものを中心にした野菜に軽く火を通してから、前日作っておいたカレーにルーと一緒に加えて煮込む。以上である。


興味の或る方は一度お試しを。
意外に美味しいんですよ。


11月も半ばとなった。

全国的に紅葉の状態が悪いらしい。

自然の大きな変化に対して、紅葉が綺麗とか綺麗でないというのは殆ど意味を為さないのかもしれないが。


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