本日、紅葉日和なり 謎の鯖大師
昨日、本日は好天に恵まれ、紅葉日和だった。
境内の風景を少々。
境内に樹齢1000年という伝承のあるカヤの巨木がある。
この木は当山を開いた真如法親王が四国の鯖大師から持ち帰ったとも言われる。
先日、家族でちょっとした議論になった。
鯖大師というのは地名なのか?それともお寺の名前なのか?という意見が分かれたのである。
老僧は
「今度、四国旅行に行った時に地元の人に尋ねる」
とえらくのんびりしたことを言う…
たまたま数日前に四国から来た参拝の一団があり、しかも鯖大師の近くだと言われるので「鯖大師は地名ですか?お寺の名前ですか?」と尋ねたら
「さあ、わかりません」とのお答…
困った時のWIKI頼みで調べると
概略は以下のようになった。
寺名は八坂寺だが、通称として「鯖大師」別称として「鯖大師本坊」とも呼ばれる。
院号は無し。山号は八坂山。
よく考えると寺号と山号が同じというかなりレアなお寺ではないか!
御本尊が弘法大師で菩薩や如来でないというのも興味深い。
本堂以外に御影堂や大師堂のあるお寺は多いが、本尊が弘法大師というお寺は少ない。
絵馬に願い事を書いて奉納し、3年間鯖を口にしないことを誓うと願いが成就するのだとう。
全国にはまだまだいろいろなお寺があるのである。
11月の繁忙期も半ばを過ぎた。
何事も無く紅葉シーズンが終わりますように…
【オマケ】近畿100景の第一位に選ばれた五老が岳。
天橋立にも匹敵する広大なパノラマは絶景です。
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