紅葉、有終へ

 


父方の伯母が数日前から手伝いにきてくれている。
性格が良く、働き者で話していると良い人だなあ…といつも感心し、そしていつも感謝を覚える。


最近の世の中には楽してお金を儲けるのが一番という風潮があって、その全てを否定できないが、やはり首肯できないものを感じる。


叔母のような好人物を見ていると、やはり働くことを善とする人々が正しいと思わずにはいられないのである。


叔母が日本海の魚が食べたいというので福井のサニーマートというスーパーへ魚を買いにいった。


隣県といっても車で15分ほどである。ここは地場産の鮮魚が豊富でしかも安い。

他の商品も全体的に品揃えが良い。
時々珍しいものを置いてある。今回は挽肉代わりにグルテンを使った菜食主義者用の麻婆豆腐の基なるものを見つけた。

ラ・プラージュのケーキなども置いてあったりしてなかなか重宝。

来客があるとたまに買い出しにゆく。ここの鮮魚を目当てに舞鶴から買い物に来る人が結構あるという。




紅葉もいよいよ終盤へ。例年に比べると明らかに紅葉の色調が違う。

【16日の境内】


【本日の境内】




【昨年の紅葉最盛の様子】http://d.hatena.ne.jp/burogubou/20101116

【2009年の紅葉最盛の様子】http://d.hatena.ne.jp/burogubou/20091109





年によっては赤く色づいたもみじが絨毯にように敷かれることもあるが、今年は茶色の枯葉ばかりが落ちていて少々寂しい。

本日は好天だったので気持ちが良かった。
11月に好天というのは1週間あるかないかである。

先日もどしゃぶりの雨の中、何台かのバスが参拝に来られたが、案内するこちらもビショ濡れで大変だった。



11月はほぼ毎日、本堂を開扉しているが本堂の当番に来てもらっていたY氏によればサルが何匹か徘徊していたとのこと。

夕方、駐車場の横にあるお寺の畑に出かけた老僧が鹿が入った痕跡があるのを見つけた。
老僧夫婦が楽しみにしていた苺の苗をすっかり食べられてしまったそうである。


イノシシが畑に侵入すると畑全面を掘り返したようになるのですぐに分かるが、鹿の場合は食べたいものだけを食べるので侵入されたか判別がつかないことがある。

老僧は畑の周りにトタンの柵をしてそのうえに2段も鉄条網を張っていたが、鹿なら簡単に飛び越えてしまうのである。ちょっと老僧が可哀そうになった。


TPPの批准が濃厚だが、地方の農業は獣害で大打撃を受けているのに農産物の関税撤廃というような事態になれば一体どんな状況になるのか想像もつかない。

日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社+α新書)

日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社+α新書)

この本は是非一読をお勧めしたい。
面倒だという方は是非下記の記事を御一読。
著者により簡単なサマリーになっており、大変分かりやすい。
     http://charger440.jp/kakari/vol61/01.php


【追記】
youtube観てたら深沙大将の写真を勝手にアップしてらっしゃる御仁を発見。

ま、いいか…

タイトル『深沙大将の道』(御丁寧に“埋め込み無効”)





ブログランキ

ング・にほんブログ村へ
にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます!
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)