雨はふるふる  

このところ一日おきくらいに雨が降る。


当地は誠に雨が多い。
“雨都”とでも呼びたいくらいである。


夕方、雨音を聴いていたら、北原白秋の「城ヶ島の雨」を思い出した。


雨はふるふる 城ヶ島の磯に
利休鼠の 雨がふる

雨は真珠か 夜明けの霧か
それともわたしの 忍び泣き




地元のレンタルショップで“サラリーマンNEO”を見つけたので早速借りた。


生瀬さんは勿論良いのだが、女優さんでは堀内敬子さんが好きだ。

頬っぺたがパーンと張っているところが良い。

怒ったりした時に猛然とラッシュするような勢いの良さが素敵である。
錚々たる経歴の持ち主なのだが、どこか親しみやすさがある。
頑張って頂きたい女優さんである。




山で暮らす愉しみと基本の技術

山で暮らす愉しみと基本の技術


本山から山寺に帰って8年近くになる。

山寺に帰った当初は周囲の青々とした山々を観て、自然の豊かさに感動することが多かった。


最近、少し山の手入れをしようと思って、いろいろ調べたり、お年寄りの話を聴く機会があるのだが、昔の山と今日の山とは随分様子が違うらしい。

ひとつの大きな特徴は常緑樹の大木が生い茂っていることである。
こういった山は昔なら“恥ずかしい”と形容されることもあったという。
単純に言えば人の手が入らず、放置された山である。


放置されると大抵、常緑樹が優勢になる。
陽が余り射さなくなり、鬱蒼とした印象になる。


山寺の周囲など正にそのような山に囲まれている。
それもまた手の加わらない自然といってもいいのだが、来年から少しだけ間伐しようと思っている。


本当は少し山の手入れに取り掛かりたいのだが雨が多くて足場が悪すぎるのである。
なかなか思い通りにはいかない。


日本神話の考古学 (朝日文庫)

日本神話の考古学 (朝日文庫)


11月の繁忙期を過ぎて少し余裕ができた。

本当はまだまだ案件が山積みなのだがついついアマゾンのマーケットプレイスブックオフオンラインを覗いてしまう。


この2つのサイトを比較して安い方を買う。
アマゾンはお気に入りに登録しておいて時々巡回。
急に値段が下がることがままあるので、そのタイミングで買う。




いつも乱読雑読だが、最近、ちょっとした歴史ブームである。
購入する書籍の半分くらいは歴史関係である。



最近、気になっているのは三種の神器密教法具との関係である。
三種の神器というのはいうまでもなく鏡、剣、勾玉である。


密教の特徴は印、真言、観想だが、実際の修法では曼荼羅などの図像や金剛杵のような法具が多く用いられる。


こうした法具というのは光輝く金属器であり、多くが古代インドの武器をルーツにしている。


鏡や剣は金属器であり、何れも光輝くものであり、剣は武器としての特性を持つ。
これらのことと密教法具との間に何か関連が生まれたのではないかと思うのだが…


素人の妄想と言われればそれまでなのだが、こうした妄想遊想に浸れるのも間違いなく歴史を紐解く愉しみなのだろう。



ブログランキ

ング・にほんブログ村へ
にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます!
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)