夜来風雨声 「30秒疲れ取りヨーガ」

余り深く考えない性(たち)なのか、寝付きが大変に良いです。

昨日も娘をお風呂に入れて、一緒に布団に入って寝かしつけようとしているうちに…


自分が先に爆睡してしまいました…


眼が覚めると夜中でした。
雨音が激しく、風も強く吹き始めました。

「夜来風雨声 花落知多少」…そんな漢詩を思い出しました。
雨や風の音を聞いているうちにいろんなことが頭に浮かび2時間ほど眠れませんでした。


全く余談ですが、中国語で値段を効く場合は「多少銭?」と言います。
この漢詩は「花は多少は散っただろう?」と訳すと間違い。

日本語の「多少」だと「少しは」といった意味になりますが、本来は「花はどれくらい散ったろうか?」が正しい訳のようです。

四季が巡るということ多様な植物が繁茂するという環境はアジア人の精神風土に大きな影響を与えたことは想像に難くない。



閑話休題。朝にはみぞれが降り、午後遅くからは雪が舞い始めました。

夜に薪で焚いたお風呂に入ると、寒さで縮こまった身体がほぐれていくのが実感できます。
それにしても、身体はどうしてあんなに固くなるのでしょうか?



朝起きると、身体がバキバキになっていることがよくありますが、睡眠という疲労回復の大切な時間であっても身体はどんどん固まっていきます。

疲労や、精神的ストレスでも身体は固くなります。


11月の繁忙期に、身体が不調になってので綿本彰さんのヨーガの本を引っ張り出して少し実習したら短時間で随分楽になりました。これはかなりびっくりした…



最近、おススメできるなと思ったのは同じ綿本さんの「30秒疲れ取りヨーガ」という本。
DVDこそ付いていませんが、いずれもポーズが簡単で、効果的な型が沢山納められています。

「プチ・ヨーガ」といったところでしょうか?

初心者の方、(といっても私自身ヨーガの初心者なのですが…)、短時間で疲れを取ることを目的とされる方にはとても良いと思います。




さて、ヨーガをやっていて感じるのは自分の心の偏りや精神的ストレスというものが如実に身体に反映しているということです。

そして身体の変調に上手くアプローチすることで心にも影響が現れるということです。


心の歪み=身体の歪みという単純な構図は成り立たないし、身体の歪みを取ったからと言ってそれが、即、心を変えられるわけではない。

但し、間違いなく心と身体はお互いに反映しあい、共鳴しあっているということである。

心を変えることは難しいが、身体からアプローチすることはかなり有効ではないかと思う。


身体に癖や歪みがるように、心や思考にも同じような癖や歪みがある。
それがその人の個性や特性になっていることもあれば、魅力になっていることもある。


心や身体にアプローチすることで自分も他人も幸せになる方法はないだろうか…と時々考えている。



※  久しぶりに「お薬師様の御利益ぶろぐ」更新致しました。
ご笑覧頂ければ幸いです。
  http://blog.chatta.jp/y49/

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