鉄製スコップでようやく インド式チャイを飲んでみたい
本日の午前中は法務が一件。
兼務寺院である観音寺の麓の檀家さんである。
観音寺の正月飾りがまだ済んでいないので、車に鏡餅、ウラジロ、松、竹などなどを積み込んで法務に出かけた。
法務を終えてから檀家さんに「これから観音寺にあがる」というと「大丈夫ですか?」とかなり心配された。
標高は僅か200メートルで普段なら車で5分走ればお寺に着く。
だが僅かな標高差でも雪の量が全然違うのである。
参道は大型の重機で除雪した跡が残っていて、路面に雪が殆ど無かった。
油断してそのまま走っていると、お寺の駐車場の手前20メートルほどで除雪が終わっていて、それ以上前に進めなくなってしまった…
車道は一車線しかないのでバックで引き返すか、除雪して反転できるだけのスペースを開けるしか選択肢が無い。
車が反転できるだけのスペース…というのはかなりの面積である。バックで引き返すのも万が一対向車?きたらアウトである。
正月に参拝する檀家さんのことも考えると、ここは男気を出して除雪するしかない。
車から降りると、雪はガチガチに固まっていて、アルミ製のスコップでは歯がたたなかった。
車を調べると、天の助けというべきか、固い鉄製スコップも車に積んでいた。(多分、鉄製スコップが無かったら除雪はできなかっただろう。)
長靴こそ履いているが、法務の後なので僧衣のままである。
そんな格好でハードな雪かきというのもなかなか骨が折れた。
雪でしなった竹の先端が雪にうずもれていて、何気なく触ったら、先端が雪から抜けて反動で元に戻った…一拍置いて、竹に付いていた雪がザバザバ落ちてきて、びしょ濡れである、ちょっと泣きが入った。
なんとか1時間以上かかってようやく除雪することができた。
結局、正月飾りもできず下山。
来年はもっと早く正月飾りにくることにした。
私はミルクティーに黒砂糖と生姜オールスパイスとを入れたものを毎日のように飲んでいる。
一度、インドのチャイを飲んでみたいと思っている、きっと美味しいに違いない。
にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます!
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)