住職、いつもの安請け合いして後悔す  絶品!駿河屋の「茶の香餅」

よくいろんな失敗する。


私の失敗はいくつかパターンがあって、そのひとつが“安請け合いして失敗する”というもの。


あまり深く考えずに引き受けたらエラいことになった…みたいなパターン。
分かりやすく言うと“おっちょこちょい”なのである。



先日、遠方の檀家さんから古い墓石の処置について電話で相談を受けた。



ふと、境内の奥に老僧が古い墓石を置いている場所(現在閉鎖中)があったので、引き取りましょうと安請け合い。



昨日、この檀家さんから墓石屋さんと一緒にこれから伺いますという電話を受け、山門へ。



ふと気になった…周囲は見渡す限り殆ど雪はない、もちろん境内の奥も雪はない…はず。無い…はず…。未確認…


気になって車で境内の奥へ向かう。


路面に全く雪が無いのでと安心していたら100メートルも進まないうちに一面の雪景色。真っ白である。
思わず「えーっ!」という言葉が口から3回発せられた…


車から降りると10センチ近く積もっているところまである
到底、車で境内の奥まで行けそうにない。



到着した檀家さんに状況を説明し、墓石は境内に仮置きしてもらって雪が溶けたらこちらで搬出することで了解してもらった。当然、こちらの責任でやらないといけない。境内に歴代住職のお墓を整理するのでその時一緒にやってもらうとかいろいろ考えているが、やっぱり安請け合いは良くないと反省中である。


今年の目標は“おっちょこちょいを治す”に決めた。



遠来のお客さんがお土産で「茶の香餅」(ちゃのこもち)というお菓子を頂いた。
宇治にある駿河屋というお店のお菓子である。


見た目は大きめの抹茶味のわらび餅である、或いは柔らかなは羽二重餅に抹茶をかけたものか。大体想像の着く味である。「ハイハイ、いつもあれですね…」と心の準備。


ところが一口食べると…


もっちりしているなかに粒々した食感。
道明寺粉というのだろうか?桜餅の皮のような歯触り。それでいてふんわりとした未知の味わい。
そしてかかっている緑の粉末が濃厚で馥郁…


実は外にかかっているのは抹茶と黄粉を併せたものとか。
駿河屋さんがどこに無いお菓子を目指して10年がかりで作りり上げたのだそうだ。


久しぶりに美味しいお菓子に出会えて幸せである。
お店は宇治にあるますのでお近くに寄られたら是非お買い求めになることをおススメします。但し日持ちは4日ほど。


宇治駿河屋

食べログ 宇治駿河屋

京阪宇治駅前 駿河屋

食べログ 京阪宇治駅前 駿河屋

ブログランキ

ング・にほんブログ村へ
にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます!
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)