舞鶴は大雪 「空からこぼれたストーリー」
朝目覚めれば大雪…
一昨年の元日の大雪を思い出した。
午前中に法務が一件。
約束は10時なのだが到底無理である。
先方に電話すると「いつまでも待ちますよ」と有難いお言葉。
老僧が朝早くから除雪機を稼働させていたが暫くして
「ワイヤーが切れた…」とポツリ。
…つまり
除雪機のワイヤーが切れた
→除雪機使用不能
→膨大な雪を車庫から山門まで人力で除雪しないといけない
…というわけで車庫から山門まで2時間近くかかって除雪。
だが山門から国道までは50センチ余りの積雪で通行不能。
11時になって舞鶴の重機2台が到着。
ようやく国道に出られても路上の雪の為に超低速運転。
大型トレーラーが頓挫していたり、軽自動車が雪に中に突っ込んでいたり、コンビニkらタクシーに乗り換えるとか散々である。
普通なら往復30分で済む距離が2時間半かかったので流石に疲れた…
泉源寺〜高浜間が8時間かかったとの情報も。
朝刊到着は夕方4時頃。
もう夕刊ですね…
明日は地元仏教会の旅行で私も参加の予定だったのだが、雪のため中止に。
なかなか大変な事態になった。
今晩は山門の下に車を駐車して明日の雪に備えることにした。
- 作者: 安村敏信
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暁斎の浮世絵は見るものを引きつけて止まない。
私なりの理解ではこういうことである。
人間は<その背後に費やされているもの>を智覚できるのではないかというのである。
同じ鶏を描いてもある画家が鶏を描くためにものすごい努力を積み重ねたとしたら、その絵を見た人はその絵の背後にある努力のようなものまで知覚しているのではないか…そん趣旨だったと思う。
私は宮崎駿の作品に惹かれる(全部ではないが)。
眼前の絵ではなく、その背後にある営々と積み上げられた何かを感じている…と言われるととてもピタリとくる気がする。
全くの錯覚かもしれないが…
最近のアニメや漫画を見ていると、絵やストーリーは大変巧いのに、なぜか琴線に触れないということがある。
遥かに粗雑でアラの目立つ古い作品に心が惹かれるのと対照的である。
最近、気分転換にYoutubeで昔のアニメを見ているが、たまたま「名探偵ホームズ」のオープニングを見たら、なんだか心がうずいた。ものすごくオーソドックスな内容なのにやっぱりその背後に積み上げられているものが尋常ではない気がするのだ。ダ・カーポの音楽もしみじみと素晴らしい。
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