懐かしいケーキ  若い感性に出逢う 犬は狼が超怖いらしい

老僧の栽培したイチゴ苗がカラスの被害で全滅。


良くしたもので、檀家さんや御近所さんからイチゴの差し入れが3件もあり、殆ど被害を相殺した格好である(笑)


妹夫婦は畑で採れたばかりのイチゴを持ってきてくれたので、洗いもせずに食べた。


市販のイチゴのような甘さはないが、採れたばかりの清冽な味が口の中に広がった。
子供の頃、野イチゴを食べたことを思いだした。洗わない果物というのはとても濃厚で純粋な味がする。そしてただ水で洗っただけで全然味が変わることがあるから面白い。


頂いたイチゴで母親が久しぶりにチーズケーキを作った。


簡単なレシピだが子供の頃のことを思い出して、懐かしい味だった。






国内農業の生産額は約8兆円(GDP2%以下)だが国内食品市場は99兆円(GDPの約20%)で農業の10倍以上もある。


農業の現場を間近で見ていると、農業というのは割に合わないな…という感じがする。


若い友人の書いているブログを読んでいたら、次のようなことが書いてあった。



田舎は高齢化や過疎化に悩んでいて、その対策として観光農業や6次産業の開発等が謳われているが果たして正しいのか…お金を回す必要はあるが、これから人口が減少していくなかで人の手の中の自然を自然に帰していくのもひとつの方法なんじゃないか…


人の手の中の自然を自然に帰す…


なんだか久しぶりに眼からウロコが落ちたような気がした


私自身は農業に携わっていないが農林業に携わっている方の話を聞くことが多い。


大変だと思うし、なんとかならないか…と思う。


基本の立場は自然を人間の手の中にあるものとしかとらえていなかったのではないか…


人の手の中の自然を自然に帰す…


そういう発想の出来る若い感性を素晴らしいと感じた。


若いというのは素晴らしい。
深く感じ、考えるというのは素晴らしい。






犬が狼をものすごく怖がっている様子…


犬の歩き方が笑えます。




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