ものぐさガーデニングのススメ 

本堂の脇に植えて成長を楽しみしていた野村もみじがこの冬の大雪で折れてしまいがっかりである。



新緑の中に野村もみじの紅色は緑に映えて心地良いのだが、境内全体にもみじが大量に生え茂っているので、野村もみじもなかなか成長できない。



折角、成長しても大雪や夏の酷熱で失われるので花木を順調に育てるというのは至難である。





銀盃草が咲き始めた。



背が低いが、咲き始めると何カ月も咲くので好きな花である。



強健で乾燥にも強いが時々ドクダミなどの強い雑草がはびこってくるのでマメに抜いてやらないといけない。



ただ銀盃草は一旦、増え始めると、スクラムを組むように密に茂って、なかなか他の雑草を寄せ付けない。


先日、中古書店で「ものぐさガーデニング」という本を見つけて、買うべきか迷っていたが、ブックオフオンラインで300円だったので他の本と一緒に購入。3冊で1600円也。



ものぐさガーデニングのススメ―失敗続きのガーデナーが最後に開く本

ものぐさガーデニングのススメ―失敗続きのガーデナーが最後に開く本



庭にいろんな花木を植えては失敗を繰り返したが、何年も施行錯誤した結果は宿根草のほうが、管理が楽だということである。


そして強健で少しくらいの暑さ寒さ、乾燥に強いくらいの植物が良いというのが結論である。


自分がどんな花が好きか…という嗜好で優弱な植物を選んでもあっと言う間に枯れてしまう(枯らしてしまう?)



この本にはおススメの宿根草が20余りピックアップされていて、ほとんどその部分を読むためだけに買ったようなものだ(笑)


関心のある方のためにここに挙げられている丈夫な宿根草を列記しておこう。


ミヤコワスレ
シュウメイギク
シュウカイドウ
クリスマスローズ(著者のおススメは2月から4月に咲く種類)
アスチルベ
フェンネル
ミント
ハナトラオ(フィソステギア)
ヒオウギ
シラン
宿根バーベナ
ギボウシ
ゼラニウム


ちなみに絶対選んではいけないと書かれているのが“芝生”。
これはいろんな人から管理が大変だと聞くので納得。


兼務寺院も本堂の周りが芝生だがかなり往生している…



それからミント類の強健さはハンパではなく地植すると際限なく繁殖していく可能性があるので要注意。
ウチもペパーミントがかなりはびこっている。


今年はもう少し銀盃草を増やそうと思っている。


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