ゾンビ風盆踊りで棚経終わる

本日は棚経の最終日。


地元の信者さん宅の棚経である。


午前中は元気いっぱいだが、午後になるとお経を読む声はかすれるし、脚元はふらつく…


なんとか午後2時20分に本年度の棚経終了…






地元は同姓が多い。


棚経のリストには『田中5軒、山本5軒、鈴木6軒』みたいに同姓のラッシュ。


「住宅地図」という便利なものがあるが、地元の信者さんと同姓で信者さんでない方も大勢おられるわけで、最初の頃は地図を見ると同姓ばかりで頭がクラクラした…


当然、間違えやすい…


地元の棚経を始めた頃は本当に大変だった。今想い出しても涙がでそう…


4時になって1軒お参りを飛ばしていたことを思いだす…





結局、4時15分に棚経最終終了…


古い石塔を拝むのが慣例になっているので境内の中にある石塔を拝みに行くと木の幹にカブトムシ発見。


最近、非常にお世話になった方があって、その方の子供さんが昆虫好きと判明。


とりあえず妻と娘を呼んで、樹液を吸うカブトムシの姿を披露の後、カブトムシ確保。カブトムシを捕まえるなどというのは何十年ぶりのことである。


虫カゴにカブトムシを入れてその方のお宅に向かうと路上で棚経中の某住職とばったり出会う。


片や正装の僧衣、片やジーンズ姿で、手にはカブトムシの入った虫カゴを大事そうに…



夕食後は娘と妻を連れて地元の盆踊りへ。


盆踊りの実行委員の殆どが檀家さんなので家族サービス兼普段お世話になっている檀家さんの応援である。





盆踊りはスロースタートで5人くらいしか踊らない。



檀家さんに無理矢理引っ張り出され踊っていると、連日の棚経のつかれがドカッとでてきてゾンビのようにふらふらに…


なぜか市長もさんもやって来られていて、市長氏と一緒にフラフラと炭坑節を踊る私…


盆踊りのフィナーレは花火。


専門の花火職人を招いての花火が夜空を彩った。



明日から5軒の施餓鬼法要である。




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