反省残してお盆終わる
棚経に続いて施餓鬼法要が行われるなので、施餓鬼の終わりがお盆の終わりである。
昨日から5つのお寺の施餓鬼法要に出仕。
大聖寺(真言宗醍醐派)、観音寺(真言宗御室派)、多禰寺(真言宗東寺派)松尾寺(真言宗醍醐派)金剛院(真言宗東寺派)。
(このうち観音寺、多禰寺、金剛院が自坊である)
一口に施餓鬼法要といっても大勢の僧侶が出仕して塔婆数百本を供養する大法要もあれば住職1人で数本の塔婆を供養するものもある。市街のお寺もあれば開け放った戸口から山風が吹き抜けるような山寺の法要もある。
初盆の方を供養することが施餓鬼の大切な役割である。
当山では申し込みの有無の関わらず、初盆の方を施餓鬼法要で供養する。
法要が終わっても塔婆を取りにこられない家が毎年ある。
その事情は理解できているのだが、供養ということが受け継がれないことに一抹の寂しさを覚える。
露の世は 露の世ながら さりながら 小林一茶
本日の施餓鬼が終わって、出仕して頂いたご住職方と談笑していると塔婆が足りないとの連絡が…最終的に塔婆の不足が3件。ダブリが1件。
僅かの数の塔婆をきちんと書けないとは…少々落ち込む。
4時に金剛院で最後の施餓鬼法要を終えたあと、不足した塔婆を檀家さんに届けにいく。
5時半に本年のお盆の終了である。
お、終わった…(涙)
なんだかんだでお盆終了。いくつもの課題を来年に残して…
数日前からマーケットプレイスに注文していた本が続々と届き始める。
お盆が終わればしばらくは読書三昧である。
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