映画鑑賞2敗→1勝   英霊の眼差しを感じて 

お盆が終わった直後にテンションが上がり半年ぶりくらいで映画を見たくなった。


で…


2作レンタルしたのだが…どちらも20分くらいで挫折。


七変化狸御殿 [DVD]

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七変化狸御殿」は昔の映画のノリにどうしてもついていけず(涙)



グラン・プリ [Blu-ray]

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グラン・プリ」はかなり評価の高い映画だが…




そもそも、自分が車にも、レースにも関心が無いことに後から気が付いた。




ところがたまたま見る機会のあった「ボックス!」はかなりヒットだった。




ボックス! スタンダード・エディション [DVD]

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マンガのようなスピード感がある。



大阪の空気、高校の空気…




特に俳優陣が皆良い。



演技にもボクシングにも真正面から真剣にぶつかっていく感覚が素晴らしい。



俳優全員が皆素晴らしい!



特に主演の二人がボクシングにスタント無しで取り組む姿勢は本当に素晴らしい。



恋愛要素が少ないのも良い。



中年男子でも十分熱くなれます!



10代の若い人達にこういうストレートに共感できる映画をどんどん見て貰いたい。


そして何かを感じてもらいたいと思う。




ボックス!

ボックス!






先日、供養での出来事をブログに書いたら何人もの方からいろんなお話を伺う機会があった。



ある方は関西の有名な神社に参拝された際、境内に少年兵の慰霊の碑を見かけられ手を合わされたそうである。



その方は、「手柄を立てることが素晴らしいのではなくて、あなた方が戦いに参加されたことが素晴らしいのですよ」と讃えられたのだそうである。



すると、なんとも言えない生き生きとした喜びの気配が帰ってきたのだそうである。



この方の仰った言葉を正確に記すのは難しいし、私にもいろんな思いがあるので上手く表現できないことがもどかしい…



若くして亡くなった方々の思い、とりわけ少年兵として本当に若い命を散らされた方々の思い、おそらくは十分な活躍や戦果をあげられなかったことへの思い…



それらをどのように酌みとってあげればよいのだろうか。



この方とお話してしばらくしてから、この方のお話を心の中で反芻していたら泣けてきた。



この方のように亡くなった方の心情を汲んで供養できるというは素晴らしいことだと思う。



それが祖国の為という崇高な思いで亡くなった方なら尚更である。



私も戦争で亡くなった方の位牌や墓石を見かけるとできるだけ手を合わせるようにしている。



戦争で亡くなった方々をキチンと慰霊したいというのは私の中での大きなテーマである。





若くして亡くなった方、苛酷な状況で亡くなった方、その厳しい運命は私の想像を絶するものがある。



だが…



「可哀そう」というのは間違いだと私は思っている。



祖国と祖国の家族の為に命を捧げた方を「可哀そう」というのはどうしても違和感がある。




あなた方は立派だった、素晴らしかった、尊かったと讃え、感謝の念と共に鎮魂を願うのが正しいと思っている。




その意味で、国政を預かる人々が日本という国を守る為に亡くなったことに感謝と鎮魂の念を捧げるのは当然である。




日本ではそんなことすらきちんと為されていない。




そのことを本当に残念に思う。




英霊達は今の日本をどのような眼差しでみておられるだろうか。



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